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読んで稼ぐReadONのホワイトペーパー徹底解説①概要

歩いて稼ぐSTEPNやドライブして稼ぐDRIVEZなどといったX to Earnが台頭してきた中、読んで稼ぐRead to Earnの開発が始まりました。
本記事では世界初のRead to earnプロジェクトReadONのホワイトペーパー(開発構想書)に基づいてプロジェクトの全容を複数回に分けて解説していきます。

ReadONはまだ認知拡大が必要なフェーズですが、早期参入者&貢献者に対してはNFTの割引販売や無料配布を約束しています。仮想通貨プロジェクトには慣れている!という方には、ホワイトリスト獲得の方法をまとめたnote記事がありますので、こちらを参照ください。

それではホワイトペーパーの解説に移っていきます。今回は概要部を取りまとめました。

ReadONのコアコンセプト

デジタルメディアの問題:doom-scrolling

「あなたはあなたが読んだものでできている」
昔では書籍や印刷物がメインの情報媒体でしたが、現代ではデジタルメディアを閲覧できるようになり便利になりました。その反面、デジタルメディアは大きな問題を抱えています。

WEB上の情報発信元は企業であることが多く、企業はそれぞれの情報プラットフォームにユーザーを閉じ込めようとします。そのプラットフォーム内には、強引に消費喚起をする広告や、興味のないコンテンツや不適切なコンテンツへのリンクさえあります。結果として、ユーザーの気が散り、読むという行為の質が下がってしまいます。
デジタルメディア内で繰り広げられるこの一連のネガティブなユーザー体験は「ドゥームスクローリング(doom-scrolling)」と呼ばれており、メンタルヘルスに悪影響を及ぼすことが知られています。

ReadONのミッション

ReadONのミッションは、情報発信の力をユーザーに還元することです。
情報コンテンツはReadON上に蓄積されていき、ユーザーが良質だと思ったコンテンツには(おそらくいいねがつくような形で)投票がなされます。こうすることで、不健全なコンテンツにさらされない新しい読書体験が実現できます。
コンテンツはWEB2上のものも含めてReadON上で閲覧することが可能です。最終的には、プラットフォームの意図が働かない形で「本当にユーザーにとって有益な」情報をレコメンドする機能の実装も計画されています。
※また、公式YouTubeを参照しての情報ですが、読書を普段しない人でも、通貨を稼げるというインセンティブによって、読書を習慣化できるようになるということも述べられています

ReadONのトークンエコノミー

ReadON上のユーザーは「メガネ」NFTを装着して読書をすることで仮想通貨$READを獲得できます。獲得できる$READの量は、①読んでいる題材の種類②メガネNFTの属性③ユーザーの読書態度 によって決まります。
(③はチート対策。アプリを開いているだけで読書をしていなかったり、自分は読書をせずロボットにスマホを操作して稼ぐのを防ぐのが目的)
このトークンエコノミーを通じたインセンティブ付けにより、コンテンツ制作者、編集者、読者のそれぞれが、ReadONでの読書体験に良い影響力を持つことができるように設計されます。

※仮想通貨プロジェクトは外部から資金を入れる方法がないとポンジスキームに陥りがちです。その対策としてReadONはオーガニックコンテンツに加えて、委託企業からのプロモーションコンテンツも配信できるようにするそうです。あまりにもプロモーションが多くなるとdoom-scrolling になってしまい本末転倒ですから、恐らくは、プロモーションコンテンツの見る見ないが選択でき、見た人にはなにがしかの報酬が渡されるのではと予想しています。

まとめ

今のデジタルメディアの裏に潜むプラットフォームの意図を、ブロックチェーン技術によって取り払ってしまおう。そして、ユーザーにとって本当に好ましいコンテンツが目に触れやすい環境を作ろうというのがReadONの主たる狙いです。
これにトークン配布というインセンティブを使って協力者を募ることで、読書習慣を持つ人を増やし、コンテンツ評価の信憑性を高める狙いがあるのでしょう。

こちらの記事の続きはゆっくり書き進めています。すぐに原文でReadONのホワイトペーパーを読みたい方はこちらをご参照ください。
英語が苦手でステプンをやったことのある人はこちらの記事がおすすめです。

ただし、ホワイトペーパーの内容は状況により改変されることもあります。最新情報を仕入れたい人は、Discordアプリをインストールの上、こちらのリンクから公式Discordにご参加ください。

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