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内臓不調はぎっくり腰に関係するの?


7月に入り、梅雨も終盤に差し掛かってきました。
ここにきて、気温が一気に上昇し、
全国各地の「最高気温」が
話題になっていますね。

当院の在るマンションの中庭では
もう、セミが鳴き始めました。

梅雨明けも間近かと思いますが、
気温とともにこれだけ
湿度も上昇すると、

屋外、屋内を問わず、日中に
仕事やスポーツなどで、活動すれば、
発汗量が増加し、必然的に
水分摂取量が増えます。

そして夜は、エアコンの効いた室内で
過ごすことになりますが、
日中からの、ほてった体は、
なかなか冷めてはくれません。

なので、エアコンが効いた涼しい室内
でも水分がなお、欲しくなります。

そこで、ビールであったり
清涼飲料などをついつい飲みすぎて
しまいます。

すると、皆さんご経験があるかと思いますが、
「ごはん」が食べられなくなります。
つまり、水分のとりすぎで、食欲が起こりません。
ということは、「胃」の機能が低下しています。
なおかつ、就寝時はエアコンで体を冷やしています。

翌朝、起きたとき体が凄くけだるいですよね。

そんな状態が継続すると、起き上がろうと
する時、突然ギックリ腰が起こるのです!


今記事は、「内臓と腰痛(ギックリ腰)に関係はあるの?」というテーマでお伝えします。

まず、内臓はお腹の中でコンパクトにまとめられ、
それぞれの臓器が「膜」でラッピングされています。
そして下の図のように
背骨の前方部分に内部から吊り下げられているように
付着しています。
 

体を中心で分割し、左方向から見たもの


 これを前提に説明します。

①   まず、水分摂取過多による食欲不振・ストレスなどが続くと胃や肝臓そして腎臓に負担がかかり機能低下がおこります。

②   胃:水分の取りすぎで胃体部の膨満や
    食欲不振のため、食事を水分で流し込んでいる⇒消化不良

③   肝臓:自覚症状はないが有害物質の解毒や分解作用の低下がおこる
     飲みすぎによるアルコールの分解や清涼飲料の取りすぎによる
     糖質の取りすぎによる肝機能の低下がおきます。


④   機能が低下した臓器は修復のために多くの血流が必要となり、重くなり下垂しやすくなります。


⑤   すると、内臓を本来のあるべき位置に固定する腹膜・腹壁・横隔膜も
つられて引き下げられ過緊張状態になっていきます。

⑥   そうなると、横隔膜が付いている胸椎12番レベルにひずみがおき
背中や腰の筋肉に強いハリがおこりやすくなります。(下図)


⑦   同時に胸椎12番レベルに付着するインナーマッスルである
大腰筋の左右のバランスの狂いが生じます。

⑧   腰回りの重だるさが発生しだします。
それでも、それに気づかずそのまま生活を続けると、
夜中のエアコンでの体の冷えも相まって
ふとした動作でギックリ腰が発生してしまいます。
 
このように内臓の調子と筋肉・骨格のバランスは密接に関係しあっています。

病院の健診で数値的には異常がない場合でも、
.肩こり・腰痛・首が回らない・腕が上がらないというような
自覚症状がある時は、「内臓に疲れが出ています」
という身体からのサインかもしれません!

そんなときは、胸椎12番、そして左右の肋骨のひずみを
整える、「専門の整体」をお試し下さいね!

諸井接骨院・整体院では、痛みの無い整体施術で皆さんのお体を快適に整え
楽しく、希望のある日常や、叶えたい未来を応援します!
 
 
 

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