雑談よりも大切な毎日の「3分プレゼン」
おはようございます。5時こーじ改め、井上皓史です。
リモートワークが3ヶ月目に突入しました。モニラボでは6月から週2出社、週3リモートワークを実施しています。
普段9時出社でしたが、私は5時起床がルーティンなので、起きた5分後から仕事モードになれる在宅勤務は嬉しいような苦しいような。。。仕事が夕方に終わって清々しい気持ちもありましたが、悩んでいたことがありました。
それは、リモート下におけるコミュニケーションです。
朝会にて感情をシェアする「チェックイン」や、slackでのコミュニケーションルールなども設けましたが、当たり障りのない雑談で終わってしまうことが多く、チームビルディングに繋がるような心通わせるコミュニケーションの機会が少なく感じていたのです。
そんな状況を打破すべく、最近取り入れた制度があります。
それは朝会での「3分プレゼン」です。
毎週テーマを決め、1日1人が発表者になり、そのテーマについて3分でプレゼン、そしてプレゼン終了後、皆で感想を伝えるという企画です。
先月から導入しているのですがぶっちゃけめちゃくちゃ良いです。
なんで今まで実施していなかったのか。悔やまれるほど良いコミュニケーション手法なので、今日は力を込めてお話したいと思います。
心が動く、3分プレゼン
3分プレゼンの何が良いのか。
心が動くんですよね。朝イチ、しかもリモートにもかかわらず。
3分プレゼンの良いところは、目先のタスクの話ではなく、その人らしさが3分に込められている話なので、雑談では分からないその人自身の「価値観」を知る時間となります。
ちなみに話しているトークテーマは以下のようなものです。
モニラボは社員4人の小さなチームで、コミュニケーションは比較的密な方だと思います。だけれども、リモートが続くと、タスクベースのコミュニケーションが増えがちだし、雑談を大切にしようと思っても、自分の人生を振り返るような深い話は、なかなかする機会を持てないものだと思います。
しかし、「3分」という短いプレゼンで意識的に「深い雑談」の機会を作ると、その人の人生観や価値観、その人らしさを改めて理解することができるので、リモート下における安心安全が担保され、仕事が驚くほどスムーズになりました。
3分プレゼンのコツ
やってみたら分かると思いますが、3分って結構長いです。笑
3分プレゼンを取り入れて1ヶ月。いくつかうまくやるコツが分かってきたのでお伝えしたいと思います。
◎発表者はシナリオを作り、練習する
ぶっつけ本番で話すと、時間配分や本当に伝えたかったことが伝わらずに終わってしまうケースがあります。3分でどう起承転結を作って相手に伝わるプレゼンをするのか。相手に伝わる「プレゼン力」を鍛える場としても最適な手法ではないでしょうか。
◎聞き手の傾聴力
3分プレゼンは、過去の原体験なども話すので、結構エグい話も頻出します。その時に大事なのは、聞き手の傾聴力です。リモートだからこそ、大きめにうなずいたり、合いの手を入れたり、驚いたり。。真顔で黙っていると話が伝わっているのか怖い気持ちになりますので要注意です。
◎プレゼンの最後には学びを入れる。
事実ベースの発表で終わるのではなく、プレゼンの最後に、「この出来事から学んだこと、今の仕事に活きていること」を入れるようにしています。この学びの共有が重要で、価値観を形成した原体験とセットで今大事にしている価値観に繋げて話すことで、メンバーがその人をより理解でき、円滑なコミュニケーションを図ることができるのです。
ガッツポーズの回数が仕事の充実度
3分プレゼンは、相手の価値観を深く知るための良いツールであり、チームメンバーの考えを深く知るほど、苦しいときこそ手を差し伸べられたり、相手が喜ぶ「サプライズワーク」ができるのではないでしょうか?
スポーツで勝利したとき、良い成績を残した時に出る「ガッツポーズ」。私は仕事においてもガッツポーズの回数が仕事の充実度と比例するのではないかと考えています。
個人はもちろんチームでのガッツポーズを。
強いチーム作りを目指して、これからも沢山ガッツポーズをしていきます。
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