アイドルオタクでもないのにアイドル曲を聴く
今日も疲れた時に、ふぅっと休憩したい時、好きなアイドルの曲を聴いた。
私は、それなりにアイドルが好きである。コンサートに足を運んだり、CDを購入したり、握手会に行ったり、そんなことはしない。
だけど、アイドルの音楽を聴いて、MVを見て、「あぁ可愛いなぁ、かっこいいなぁ」と十分に感じることができていると思う。
本来、アイドルとはファン(オタク)ありきの存在であり、そこに成り立つ商売がある。ファンのためのコンテンツを作り、ファンはそれをありがたく享受する。
アイドルとファンの構造に、私のようなにわか音楽好きはどういった立ち位置で身を置けば良いかわからない。
きっと、私たちのような存在を、自分たちが支えているアイドルの創作物のおこぼれを頂戴するモブキャラと思うファンもいるだろう。
大衆や一般にどれくらい認知されるか、愛されるかこそ、アイドルの本質でもあると、私たちのような存在をアイドルとファンの構造に入れてくれるファンもいるだろう。
色んなファンがいるのは分かる。どう思われたって良いが、なんせ、自分の立ち位置がよくわからない。
アーティストとして、アイドルの音楽を芸術作品のように鑑賞し、芸術体験をするっていうのも全くしっくりこない表現である。
私は、アイドルのどの側面を見て、どのように享受しているのか。
私が思う「あぁ、可愛いなぁ」という想いを、どのように昇華したら良いのか。
こんなこと考えなくても良いのかもしれないけれど、自分の立ち位置もわからないまま、アイドルのMVを見ているふわふわした自分に多少の違和感を感じる。
わからないなぁ。
まぁ、良いけどさ。
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