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【学童】学童の支援員

様々な放課後児童クラブ(以下学童)に出会ってきた。

小学校で様々な課題をこなし、褒められたいと頑張り、好きな授業も嫌いな授業も全部受けてきて、待ちに待った開放的な休み時間!かと思いきや、友達と喧嘩したり、転んで擦り傷つくったり。できるようになったことがいっぱい増えたり、先生に叱られたり。いろんな出来事がやっと終わり、疲れている中、次は学童へ行かなきゃいけない。学童ってそんなところだったりもする。

学童へ入ってくるなり「わああああああー!!!!」と大声を出す子もいる。それだけストレスが溜まっているってこと。

学童は「第二のおうち」とも言われることがある。「おうち」と同様、、、とまではいかなくても、子どもにとって安心できる場であるに越したことはない。

大声を出した子に対して
「うるさいなぁ」
「声が大きすぎます!」
「小さい声にしてくれない?」
って言うのは、酷ではないか。

子どもに寄り添うことや、子どもを対等に見ることをしてみてはいかがだろうか。

大声を出す子に対して、(まぁケースバイケースではあるが)私は「なんかあったの?」と聞いてみる。

大概は無視されるか、「なんもねぇよ!!!」と怒られるか。大声出す子がいきなり本音を話すわけがない。

無視されれば様子を見るし、怒られれば「声かけてごめんー」と返す。ここまでは予想通り。「なんかあったの?」と声をかける目的は、言わば種まき。「私はいつでもあなたの話を聞く体制ですよ」と示しておく。

そうすると大声を出した子が、15分後ぐらいに、「さっき○○くんがさぁ〜、嫌なこと言ってきてさぁ〜、、、」と話してくれることがある。
もちろん、100%そうなるわけじゃない。何事もなかったように、何も打ち明けることなくそのままいることもあるし、そもそも、ストレス溜まっている原因が子ども本人にもわからない時だってある。


特に学童では、子どもの対応は個々で違うし状況でも変わってくる。これが最適解ではない。


だた、いつでも「子どもと支援員は“人”という点で対等である」ということを忘れてはいけないと思う。

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