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子育てのこと。学童保育(放課後児童クラブ、放課後児童支援)のこと。雑記。

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子育てのこと。学童保育(放課後児童クラブ、放課後児童支援)のこと。雑記。

最近の記事

【学童】まるで物語のような⑦エイタとバンリ

以前、とある放課後児童クラブ(以下、学童)で出会ったエイタ(仮名)とバンリ(仮名)の話を書いてみる。 (個人の特定を避けるため、事実を元に大幅にフィクション化してます。) 今回は、小学校4年生のエイタとバンリ喧嘩の話をしよう。 男の子の喧嘩と言うのは、プライドのぶつけ合いのことが多い。 それはたとえ小さな子どもであろうが、大人であろうが、根底はあまり変わりないと思う。 以前であった学童保育の男性支援委員に「男の子の価値観って“強い”か“かっこいい”のどっちかなんだよね

    • 【子育て】もれいづる月の影のさやけさ

      今朝、カーペット?ラグマット?を洗濯。 外に干せないため、部屋干しすることに。 乾かすために、タイミングチェア2つを置いて、その上にカーペットをかぶせた。 息子のゆゆた(仮名)は「トンネルみたいー!!」と喜ぶ。 すぐさま中に入った。 私が「あれ〜?ゆゆたどこ行ったんだろ〜?」と、そのトンネルに向かって声をかけると、キャッキャとはしゃぎ、さらに楽しそう。完全に足が見えているのだが。笑 そして息子が言った。 「ほら〜見てぇ〜 雲に隠れてる月みたいでしょ〜?」 詩人だな

      • 【学童】まるで物語のような⑥リッカとナナ

        以前、とある放課後児童クラブ(以下、学童)で出会ったリッカ(仮名)とナナ(仮名)の話を書いてみる。 (個人の特定を避けるため、事実を元に大幅にフィクション化してます。) リッカとナナは、小学1年生女子。毎日喧嘩している。その学童では登所するとすぐ宿題をする流れになるのだが、宿題をし始めたと思ったら、すぐに小さな争いが始まる。 「へぇ〜。リッカってこんな問題もわからないんだ〜。」 「別にわかんなくてもいいじゃん。っていうか今たまたま間違えただけだし。ナナはこの問題わかるって

        • バタフライエフェクト

          バタフライエフェクトとは、ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきは、テキサスで竜巻を引き起こすか?に由来する、カオス理論で扱うカオス運動の予測困難性、初期値鋭敏性を意味する表現である。 「カオス」とは、その非規則性のみに注目されがちだが、カオスとは一種の構造であり、“非規則性の中の規則性”と唱える学者もいる。 小学校の卒業文集に、私は「保育士になりたい」と書いた。理由は単純。子どもが好きだから。子どもと関わる時間の多い人生は楽しいだろう、という、ものすごく単純な理由だった。 それに

          つくってあそぼ

          私は幼い頃から工作が好きだ。 NHK教育の番組『つくってあそぼ』が大好きだった。ワクワクさんに憧れ、心のどこかでワクワクさんになりたいと思っていた。 幼い頃から責任感が強かった私。「親と一緒に作る」と言う発想がなかった。それは「自分で作りたい」という意思の表れでもあったかもしれないけれど、「自己完結させなければ」とどこかで思っていた気がする。それを寂しく思ったり、しんどく思ったりしたことは無い。なぜか生まれた時からそれが当たり前だと思っていた。 あの頃、親と一緒に作れた

          つくってあそぼ

          息子の七五三

          先日、息子の七五三をしました。 息子は「これ欲しい!」「これ買って!」とか「これが好き!」という気持ちがちょっと薄い。ほとんど言わない。 周りに相談すると「え〜良いじゃない。うちの子なんか『これ買って〜!』ってスーパーで暴れ出すんだよ?それより全然マシじゃん。」とか「そのうち好きなものとか出てくるって。」とか、本人らはその気はないだろうが、あしらわれることが多く、「これ買ってー!」と言われない寂しさにはなかなか共感してもらえない。 そんな息子がある日、コンビニで1つのパ

          息子の七五三

          『星の花の降るころに』

          大学生の頃、お世話になっていた教授がいる。最初は、その教授のところへ講義の質問に伺っていたのだが、そのうちプライベートの話もするようになり、その教授とのたわいもない話が楽しくて、何度も通うようになった。 ある日教授と「友達」の話になった。教授は「この年になると、もう友達なんてほとんどいないよ。」と言った。当時20歳だった私はびっくりした。「でも、今まで、例えば学生時代とか、友達いましたよね?その人たちはもう友達じゃないんですか?」と聞くと「友達じゃないですよ。」と当たり前のよ

          『星の花の降るころに』

          タンパク質生活

          1ヵ月ほど前に、食習慣を見直そうと思った。 そのきっかけは立て続けに起こる体調不良。よく風邪をひき、よく熱を出し、睡眠の質が悪いことも多く、アレルギー性鼻炎もひどく、去年と一昨年連続でインフルエンザに罹患。これまでインフルエンザに罹患したことなんてなかったのに。。。 このままではいかん!と思い、試しに朝ごはんを変えてみた。 ・納豆を食べる ・オイコスを食べる ・お味噌汁を飲む この3つ。 まずはこの3つを徹底させようと思った。 朝にお味噌汁を飲むと、睡眠の質が良くなる

          タンパク質生活

          セルフコーチング

          上記2つの投稿にさらにプラスして書こうと思います。 なんでこんな大切なこと忘れていたんだろう。もしかしたら今の自分にとっては当たり前すぎたのかもしれません。 私は、自己理解プログラムを経て、ものすごく大きなものを得ました。 それは「セルフコーチングができるようになった」ということ。 初日からコーチとのLINEで、何度も何度も対話を繰り返し、思いや考えをまとめたり、それに対するコーチからの返信を脳内で咀嚼したり、そんなことを繰り返すうちに、「私がこう言ったら、コーチはき

          セルフコーチング

          『問題意識』って、なんだ?

           『問題意識』とは、そもそも、何なのだろう。 そう思うきっかけがあった。どんなきっかけかは割愛。起承転結の「起」を省くという意味だから、文章の構成的にはあまりよろしくないのかもしれない。が、ご了承いただきたい。とにかくそういうきっかけがあったのだ。 まずは、自分の感覚で、自分の知識の範疇で考えてみる。 私は普段、何を問題としているだろう。 「問題」と聞くと、まず思い浮かぶのは、学生時代の時に触れてきた、国語とか数学とか、そういう教科ごとの「問題」。ワーク、プリント

          『問題意識』って、なんだ?

          iPhoneひとつで完走

          自己理解プログラムの話。 「やりたいこと宣言」の記事も書きましたが、改めて、心情と取り組み方にフォーカスして書こうと思います。めっちゃ時間経っちゃったけど。 受講前、コーチから「パソコンやタブレットはお持ちですか?」と聞かれ「持ってないです!」と答えると「ああー、、、、タブレットのレンタルとか考えてみてくださいね。zoomでのコーチングで資料とか見えづらいと思いますし、、、」と言われ、「わかりました!」とレンタルする気がないのに元気に返事して、結局、iPhoneひとつで3ヶ

          iPhoneひとつで完走

          【子育て】教える教わる。育つ育てる。

          ↓この時の出来事の続きです。 私が息子のゆゆた(仮名)に当たってしまったときの出来事。 私は息子の、とある行動に、イライラしてしまった。 その日の寝る前に、私は息子に「そこのタンスにあるスリーパー取っておいで」と伝えた。スリーパーは階段下の小さなタンスにある。息子は、この階段下が「怖い」のである。息子がここに行けるようになるためには、階段の電気がついていないと無理だ。それは私も今までの経験上知っている。この時は、階段下の電気がついていた。私から見れば“階段下の電気”だろう

          【子育て】教える教わる。育つ育てる。

          【子育て】子育ての邪魔をするのは

          うちの息子ゆゆた(仮名)は保育園児。 毎日保育園へ通っているのだが、ある日教室に入ってすぐ、同じクラスのAくんが息子に近づいてきて「今日はゆゆたくんと一緒に遊ばないからねー!」と言ってきた。 Aくんと息子は一緒に遊ぶこともある。そのきっかけはBくん。息子とよく遊ぶBくんが、Aくんとも遊ぶようになり、そのうちAくん、Bくん、息子の3人で遊ぶようになっていった。 息子は誰かの真似をして遊ぶのが好きだ。友達がブロックで遊んでいたら自分もブロックをする、友達が折り紙をしていたら自

          【子育て】子育ての邪魔をするのは

          【学童】まるで物語のような⑤コナツの話

          以前、とある放課後児童クラブ(以下、学童)で出会ったコナツ(仮名)の話を書いてみる。 (個人の特定を避けるため、事実を元に大幅にフィクション化してます。) コナツは小学1年生の女の子。少し発達がゆっくりめ。大人数で遊ぶ時、遊びのルールが理解できない時がある。周りの子はみんな理解できているのに、その子だけ理解できていない。コナツが順番を守らなかったり、止まっていなきゃいけないときに走ってしまったり(こおりおにとか)する姿に、周りの子らは「なんでズルするの?」「ルールちゃんと守

          【学童】まるで物語のような⑤コナツの話

          【学童】まるで物語のような④ルルカの話

          以前、とある放課後児童クラブ(以下、学童)で出会ったルルカ(仮名)の話を書いてみる。 (個人の特定を避けるため、事実を元に大幅にフィクション化してます。) 小学3年生女子、ルルカ。少し変わり者である。 あまり友達と群れて遊ばない。自分がやると決めた事は、一心不乱にやる。でも、基本的に何も執着がない。大人には誰にでも気兼ねなく話しかける。けれども、大人の扱いがとても上手だ。 その学童の運営に携わる方で、少々面倒な方がいた。子どもたちに「義理と人情について」を延々と語るような

          【学童】まるで物語のような④ルルカの話

          【やりたいこと宣言】before・after

          自己理解プログラムを終えて。 100日間の変化を私らしく綴れればいいなと思い、書いてみることにしました。 職場を半ばクビになり、めちゃくちゃショックを受けて落ち込んでいた今年6月。 これまで様々な職場を転々としてきて、いつも似たような人間関係の悩みや仕事の悩みを抱えてきた。このままではまた同じことを繰り返す、、、それはいかん!と思い、自分磨きをしようと思った。 図書館で自己啓発本を読んだりしていたが、もともと読書習慣のない私は、いったい何を読めばいいかがわからず、実りのな

          【やりたいこと宣言】before・after