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わたしの生き方②

これから自分史を書くのだが、時系列順ではないことをご了承いただきたい。

全体を通して内容がかなりダークでディープなので、苦手な方は読まないでいただきたいです。

今回の記事には、怪我をした時の話がメインなので、痛いのが苦手な方は読まないことを推奨します。



私は高校生の時、部活動で走っている最中に、突然膝のぐらつきを覚え、そのままバランスを崩し倒れたことがある。全身の力が抜け、膝が浮いているような感覚があり、起き上がれなくなった。

異変に気づいた友達がすぐに保健室の先生を呼びに行ってくれた。保健室の先生は「ゆっくり膝曲げてみて。そのあとゆっくり伸ばしてみて。」と言った。言われるがままに、膝を曲げ伸ばしする。膝の感覚がないが、曲げ伸ばしはできた。保健室の先生も「うん、大丈夫そうね。」と少しため息まじりで言った。私のことを、この程度の怪我で大げさな人だ、と思ったのかもしれない。


その後病院に行った。レントゲンとMRIを撮り、結果、
・十字靭帯断裂
・内側側腹靭帯損傷
・半月板損傷
半月板の損傷が大きいため手術が必要との事だった。

手術とリハビリのため、2週間入院。普段の生活に支障はないが、部活動は完全復帰することができなかった。
断裂してしまった十字靭帯は、今も繋がっておらず、削った半月板の代償はでかい。私はその後の人生で5回以上、同じ靭帯を損傷している。
日常の些細な動作で、バランスを崩し、靭帯を損傷する。今まで普通に歩いていたのに、何かの拍子で、膝に負担がかかり、靭帯が伸びてしまい、松葉杖をつく羽目になる。何度松葉杖で出勤したことだろう。そんな厄介な膝と一緒に、私は生きている。


こんな厄介な膝になってしまうような怪我をしたのに、なぜ私は怪我の直後、膝の曲げ伸ばしをできたのか。

βエンドルフィンの作用である。


(③に続く)


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