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モリゼミ Season1

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Season1ゼミ生による、ゼミでの学びをジャーナリングしていくマガジン。Season1のテーマは1.デンマーク(民主主義教育)2.エストニア(デジタル)3.オランダ(多様性)4…
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#オランダ

モリゼミSeason1最終報告  -世界の市役所から学ぶ-

あっという間の半年間面白そう、という気軽な気持ちで参加したモリゼミは、想定以上にハードなコミットしたゼミでした。独特な熱量の高さとスピード感と、なんとも言えないアジャイル感があり、それでいてそれに慣れると心地よくもあり、2週間に1回のチームMTGとその間のあるオープンレクチャーや、モリゼミ生が集結するクローズドゼミが良い刺激と指標になっていました。 モリゼミからの学びオランダの多様性を主体的に学び進めてきて、その学びから確実に得るものはありました。今までオランダを実は良く知

最終回、そしてその次へ

5月からスタートしたモリゼミも今日が最終回。 この半年を振り返ると濃い時間だった。 始まりは軽い気持ち官民連携に興味があり、参加した市役所をハックするからのスピンオフとして生まれたモリゼミ。日本国外の事例を学び日本で何ができるのか持ち帰るということに興味があり、学んでみようかなと、比較的軽い気持ちで参加表明をした5月。 オランダのチームリーダーとして、そしてデンマークのサポートメンバーとして参加し、そこからスタートする学びが楽しみでしかなかったのを覚えている。 アジャイル

チェンジメーカーたれ

モリゼミ9月クローズドゼミを終えて。 後期メンバーも加わってパワーアップしたシルバーウィーク真ん中のモリゼミ。すっかり投稿が遅くなってしまった。 これまでの学びを改めて言語化する後期メンバーも加わり、今までの学びをチームで振り返る時間があった。それはこれから実装に向けて走っていこうとするフェーズにおいて改めて熱が籠りつつも冷静に見直すことができて実は大事な時間だったと思う。 実装は確実に楽しいフェーズだと思う、と同時にこれまで学んできたことをどのように活かしていくことができ

市役所をハックする!【モリゼミ中間発表】

Learning by Doing個の意志をもって意見を述べるからこそ、生み出されるものがある。立場の違いを取り払い、自分にできることに責任を持ち、今目の前にある物事に取り組むことで、創り出せることがある。 「自力でできないことはない」マインドをもっているという話をインタビューでお伺いしました。 まずはやってみる。そして、走りながら考え続ければいい。やってみないと何がうまくいって、何がうまくいかないかすら分からないのだから。そして世の中は変化するのだから、考えてもどうした

8月クローズドゼミ & フォーラム準備

インタビューメモの整理インタビューから得たFACT、知見をメモで書き出す。これをチーム全員でやると、それだけでも示唆に富む内容になる。プレゼンを考える上で何度メモを見直したことか。ついつい手書きメモのままにしていたが、インタビュー後極力早い時間でテキストに起こしておくと後々まで使うことのできる、それだけでも多分に価値あるペーパーになっている。 「生きた言葉」で語っているかそれはFACTか。自分の単なる考えなのか。「使われた言葉をそのまま使う」ことで、言葉に自分とは違う人の命

モリゼミ オープンレクチャーVol.3 オランダから学ぶ気候変動との付き合い方~私たちは地球のために何ができるのか~

オランダ? オープンレク第3弾は、"オランダ" テーマは、「オランダから学ぶ気候変動との付き合い方~私たちは地球のために何ができるのか~」 ベースが、環境屋の私としては、実に刺激的なタイトル。 まずは、概要から、オランダについては、多様性をテーマとしてゼミの研究が進んでいるけど、無宗教その他がなんと53.8%!!そして、イスラム、ヒンズー、仏教も一定数。移民を積極的に受けれている国とはいえ、凄い数字、そりゃ、文化が多様なはずだ。 オランダといえば、風車。これは、狭い国土を

アイコニックな町―オランダの挑戦

今月のモリゼミのテーマは「オランダ―気候変動との付き合い方」。 水と共に生きてきた、オランダから学ぶものはどれも興味深い。 オランダを学び続けて、約3ヶ月。それでも初めて聞く内容もあれば、なるほどそのように表現すると納得感があるのか、というものまで、学びに富む1時間半のレクチャーでした。 「世界は神が作ったが、オランダはオランダ人が作った」 オランダの国土は30%以下が海面より低い。そのことから、オランダは自らの国を自らの手で創り上げ、自然に抗うよりも共存することで発展する

#モリゼミ_オープンレクチャーvol.3_オランダ

昨日8/1、関東でもようやく梅雨が明けた。今朝は早くからセミも元気に鳴いてる。目の前のグランドでは夏休みの部活動だろうか、朝から元気のよいキャッチボール音が響いている。そんなBGMの中、今日8/2の『オランダ』レクチャーに参加した。 まず、やはり!森先生のスライド!毎度です、眼福ですね。 ここ数日、『もののけ姫』を劇場で観て、『聲の形』をテレビ録画で観て。映画ってやっぱりすごい!と感じていたところ。映像の持つ力、アニメのもつ力。「自然と共存しようよ!」とか「いじめって駄目

オランダの挑戦から学ぶこと

毎月第1日曜日の朝一はモリゼミのオープンレクチャーの日。本日取り上げるのはオランダで、テーマは「気候変動との付き合い方」ということで、気候変動を学び、活動もしてきた身としては非常に興味を惹かれる内容でした。 オランダの取り組みの本気度特にオランダは干拓によって国土を拡大してきた国ですが、現在でも国土の30%は海面より低い国。もともと高潮や洪水に悩まされてきたものなので、テーマにあるような気候変動にはとりわけ関心が高いということは何となく想像がつきました。今回のレクチャーの中

人と人、人と地球の共生のために

モリゼミ・オープンレクチャ。昨日のテーマは、オランダ! なかでも、気候変動との「付き合い方」を学ぶこと。 もともとオランダは、ライン川の河口部分の低地帯で、洪水などの風水害に散々苦しめられてきた地域。そして、それなのに、それだから?堤防を築き土地を守るだけではなく、堤防と風車による排水で土地を増やすことを続けてきた。オランダ語で干拓地のことをポルダーというらしい。 干拓地を維持、管理するために、ダイクラーフと呼ばれる水管理委員長に堤防管理の権限を集め、身分や階層を超えた協力

世界は神が作ったが、オランダはオランダ人が作った

第1日曜日はモリゼミ オープンレクチャーの日。 今回は"オランダ"、オランダから学ぶ気候変動との付き合い方~私たちは地球のために何ができるのか~がテーマでした。 印象的な言葉が「世界は神が作ったが、オランダはオランダ人が作った」 オランダの方々は自分たちの手で未来を創ってきたことをこう表現しており 実際に今も今後起こりうる事象を受け入れて何ができるのか 常にありたい未来を描いて動き出しているという印象、私もこういうことしたいなと素朴に思いました。 オランダは国土が海面より

2020.08.02_モリゼミオープンレクチャー(オランダ)

今日は、モリゼミのオープンレクチャーvol.3「オランダから学ぶ気候変動との付き合い方 〜私たちは地球のために何ができるのか〜」 世界は神が作ったが、オランダはオランダ人が作った 「デンマーク」、「台湾」に続いての3回目のオープンレクチャー。 3回目になってくると、さすがに薄々感じてきている「その国のことを知る上でのポイント」 ポイントはやはり地理的条件や歴史的背景。 オランダの特徴は、「国土の20%を干拓によって手に入れたこと」と「国土の30%が海面より低い」ということ

モリゼミ オープンレクチャー オランダ

8/2オープンレクチャーの話はオランダということで、事例を聞いていました。 オランダってどんな国? オランダと言えば、チューリップと風車のイメージが強いかもしれません。 そのほかにも、干拓によって国土を広げていった歴史や日本への影響ですと江戸時代に蘭学が入ってきたイメージがあるかもしれません。 海抜0以下の土地も多いということで、本当に環境に関して意識が高い国だと感じました。 世界は紙が作ったが、オランダはオランダ人が作った。 という言葉が本当に根付いています。 数々

多様性の国オランダ #モリゼミ

「世界は神が作ったが、オランダはオランダ人が作った」 ・多様性、寛容性、教育、働き方。その文化精神性はどこからきたか? 干拓地(ポルダー)を作り風水害を避けながら国土そのものを作ってきたオランダ。現在でも国土の30%は海面より低い。もちろん、だからこそ気候変動には敏感になる。環境保護などの意識が高いのには、合理的経済的な理由がある。 水管理委員会の長として、干拓地の周りを維持管理するダイクラーフ(dijkgraaf)の役職が置かれた。土地の存続や住民の生死に関わるものだっ