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モリゼミ Season1

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Season1ゼミ生による、ゼミでの学びをジャーナリングしていくマガジン。Season1のテーマは1.デンマーク(民主主義教育)2.エストニア(デジタル)3.オランダ(多様性)4…
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#世界の市役所をハックする

モリゼミSeason1最終報告

モリゼミSeason1最終報告が本日無事に終わりました。 これまでインタビューでお世話になった方も参加してくれたり、本当にありがたい限り。 気軽な気持ちで参加をしたら、想像以上のガッツリで途中からは仕事モードになってた(笑) でも、このスピード感、まさにアジャイル的に見える景色が変わっていく、新しい出会いにいろんな気づきの連続の半年間でした。 そして、このコロナ禍で最初は初めましてのみなさんとオンラインでどこまでできるのかの不安もありましたが、最終的に一度もリアルには会わず

20201018_モリゼミvol.6(最終回)

5月から始まったモリゼミ。 あっという間の半年間。 ガッツリとコミットできたわけではないけれど、この半年間は常に頭のどこかにモリゼミがあったように感じます。 そして最終回の今回はこの半年間の振り返り。 3人1組のインタビューで振り返った内容をnoteにも書き留めておきます。 モリゼミに参加したきっかけや想い半年前のことなのにあまり覚えておらず、ただ、モリゼミのキックオフMTGのアーカイブ動画を見て「これは面白そう!」と思ったことを覚えています。 「世界の市役所をハックする!

20201004 モリゼミオープンゼミvol.5スウェーデンウメオ

世界の市役所をハックするオープンゼミのvol.6はスウェーデン北部にある人口約10万人の小都市のウメオがテーマでした。 ウメオという都市があること、どんな特色のある都市なのか、モリゼミでのレクチャーを拝聴するまで未知の地でした。 ウメオは1888年に街の大部分を大火で焼失する悲劇を経験しながら、その後アートと学問の力を使い学芸/学術の街として再興を果たすという、物語を持つ都市なのでした。 ウメオ 市制17世紀施行、ヴェステルボッテン県、面積33.46㎢、人口110,90

学園文化都市 ウメオ

「学園文化都市」 モリゼミ最後のオープンレクを受けて、真っ先に浮かんだのはこの言葉。 毎朝、私が通勤の時、駅で見かけるフレーズだ。 ウメオは、スェーデンにある人口約13万人の地方都市。 そして、その街で3万9千人以上の学生が学ぶ。13万人の街に約4万人の学生! 学園文化都市を標榜する私の地元である高梁市には、人口3万人に2千人程度の学生。それでも毎年10億円以上の経済波及効果を生み出してるだろうから、学生数約4万となれば、その経済効果は凄まじい。 大学は、学びの場だが、研

まちの心臓を取り戻したウメオから学ぶこと

本日はモリゼミシーズン1.の最後のオープンレクチャーでした。最後は、北欧スウェーデン北部の最大の都市ウメオ。恥ずかしながらウメオという都市のことをほとんど知りませんでした。そもそもスウェーデンは福祉国家などのイメージしか日本では定着しておらず、日本人からは少し縁遠い国のようです。 ウメオは人口約10万人ですが、「大学」が主要産業であることから人口の約3万人は学生という都市です。1888年に「ウメオ大火災(The Great Fire of Umeå)」という災禍に見舞われ、

モリゼミオープンレクチャー vol.5ウメオ

今回はモリゼミのオープンレクチャーということで、スウェーデンのウメオ市の話を学びました。 全く知らない国スウェーデンスウェーデンと聞いて、何を思い浮かべるの?っていってもほとんど思い浮かべるものがありませんでした。 話を聞いていると、魔女の宅急便の元になっている街並みとか、H&M、IKEA、Spotifyなんかの知っていることも結構ありました。 ウメオ市ウメオ市の特徴は主要産業が「大学」であるということ。 人口11万人のまちの中に、3万人が大学生というこで本当に産業として

モリゼミ vol.5 振り返り

本日はモリゼミのクローズドゼミがありましたー。 本日は、これまで学んだことを題材に、どう実践していくか考えていくことになりました。 これまで学んだことの振り返り(超違約)・台湾の総統選の投票率は70%近くと大変高い ・しかも選挙当日に本籍地まで帰らないといけないのに  ⇒実は、本籍地まで帰る切符を陣営側が渡してたりしてた過去が… ・背景に中国にのっとられるかもという危機感はある(実際にデマだとか妨害行為はある) ・選挙の結果でガラッと代わるから、長期的なことはあまりされてい

20200920 モリゼミクローズドゼミ

20200920 モリゼミ クローズドゼミ  この日は4か国ごとのグループディスカッションを行いました。 我がエストニアチームでは、市役所をハックする!season2メンバーのアクセンチュアの丹野さんをお迎えして、デジタルの実装に向かって、何ができる?何から始められる?をテーマに議論しました。 エストニアが建国から、国の進むべき方針をデジタルに掛けて、それが現在地としてどうなっているかが、この研究で見えてきたことだと思います。主題は「エストニアの国家戦略とは何だったのか

次のステージ

モリゼミも、自分たちのテーマに沿ったゼミは残り1回 ゼミでまとめた知見を元に、どうやって社会実装していくか?って段階に入ってきた。 “あなたは何がしたいか?” 正直、具体的なフィールドを持たない今の自分には、明確な答えはない。何か面白そう。社会や地域の役に立ちそう。って想いで仲間と一緒に、この列車に乗っていた。 とは言いつつも、もちろん、デンマークの教育制度、その歴史的背景、現在の課題など多くの知見は得ることができた。チームの目標である社会実装を考えるタイミングだ。そして

2020.09.20_モリゼミvol.5

月に一度のモリゼミクローズドゼミ。 これまでの文献リサーチやインタビューをもとに、どのような形で日本に実装することができるかをチームごとに考えるアイデアづくりのワークショップでした。 今回はいつものデンマークチームだけでなく、既に実践されている外部のゲストの方にも参加いただいたので、新たな気づきもたくさんありました。 特にハッとさせられたのが、「教員に対して『あなたは何がしたいか』と問う人がいない」ということ。 先生たちはいつの間にか授業をこなすことがミッションとなっていて

答えなんてないのだから共に考えよう!

今日はモリゼミクローズド。その後にふと目に入ってきた言葉。 「答えの出ない問いを持ち続ける力」 答えのない時代に大切な力かもしれないし、答えありきな学習をしてきた日本人には苦手なものかも。 モリゼミがこれを実践しているようにも思えました。 「答えなんてないのだから共に考えよう。」 今日のゼミも当初自分が考えていたイメージとは違うところに着地して、しかもしっかり前進していて面白い‼️ 色んな人が集まり、アイデアが新しいものをうむってこういうことなんだと実感できる場は貴重

モリゼミ 8月振り返り

8/16のモリゼミは各チームがインタビュー進めていってどうだったか? 8/29にある中間発表(https://shiyakushohack0829.peatix.com/)に向けて、エッセンスの抽出をしていきました。 当たり前を振り返る大切さこれまで調べた、感じたエッセンスの抽出は大事だなぁと改めて思いました。 ①ディスカッションの時間が説明の時間に終始しないように、②創造や考えだけの空中戦にならないようにというのを個人的には意識しながら調べたことの中で大切なことを抽出して

モリゼミ オープンレクチャーvol.4 サン・セバスチャン

秘密組織?「美食倶楽部」今回のモリゼミは、メンター渾身のサン・セバスチャン。スペインのバスク地方にある街。バスクと言って思い浮かぶのは、日本語と似てるとも言われるバスク語と独立運動、それと、子供のころテレビで見た力自慢大会、最近だとバスクチーズケーキ位しか知らなかった。サン・セバスチャン、かつてはスペイン王妃の保養地をきっかけに様々な産業が栄えるも、近代化により徐々に衰退、しかも、独特の言語・文化を抱え、それに関連する戦争やテロを経験してくるなど様々な課題を抱える小さな地域。

「食」を通して突き抜けた存在になる

本日はモリゼミオープンデイ。テーマはスペイン、バスク地方のサン・セバスチャンでした。人口18万人程度の小さな街ですが、ここが美食世界一の街となった理由を探りました。 バスクというユニークな土地サン・セバスチャン市はスペイン北部のフランスとの国境付近に位置しています。バスク地方の海沿いの街です。生協職員や協同組合の人にとってはものすごく有名なモンドラゴン市のモンドラゴン協同組合が近くにあり、そちらも非常に気になるところです。バスク地方自体が独立運動など、ユニークな性質を持って