20201018_モリゼミvol.6(最終回)

5月から始まったモリゼミ。
あっという間の半年間。
ガッツリとコミットできたわけではないけれど、この半年間は常に頭のどこかにモリゼミがあったように感じます。
そして最終回の今回はこの半年間の振り返り。
3人1組のインタビューで振り返った内容をnoteにも書き留めておきます。

モリゼミに参加したきっかけや想い

半年前のことなのにあまり覚えておらず、ただ、モリゼミのキックオフMTGのアーカイブ動画を見て「これは面白そう!」と思ったことを覚えています。
「世界の市役所をハックする!」というテーマのもとで、世界から学ぶという壮大なスケール感にワクワクしつつ、自分がこれまで仕事をする中で世界に目を向けたことがなかったことに気づきました。
よく「役所の常識は世間の非常識」と揶揄されることがありますが、「日本の常識は世界の非常識だったりするのではないか?」と思ったのがきっかけだったような気がします。
そして、4か国の中からデンマーク(民主主義教育)を選んだのは、単純に自分が昨年から教育委員会で働いていたということと、自分の娘が4月に小学生になったタイミングもあり「教育」に対して関心が高まっていたからです。
そんなこともあり、半年間のゼミではデンマークの教育の特徴でもある「フォルケホイスコーレ」(社会教育)よりも学校教育の方にアンテナが立っていたと思います。

参加したことで得られた今後も大切にしたい学びや気づき

モリゼミでの半年間を振り返ってみると、「普段使わない頭を使った」というのが率直な印象。
文献リサーチ等で得られたファクトに基づき仮説を立てるプロセスなど、仕事で施策を考える上でかなり重要なことにも関わらず、これまで考えもしてこなかったことに恥ずかしさを覚えつつ、モリゼミに参加したことでその重要さに気付くことができたことに感謝しながらこれからの仕事に活かしていきたいと思います。
それ以外にもプレゼン資料の作り込み方やプレゼンのコツ、インタビューの進め方など本当に仕事にも直結するような学びや気付きがたくさんありました。

モリゼミに参加したことで、仕事や人生において生まれた変化

物事の見方や見え方がモリゼミフィルターを通して見えているという実感があります。
モリゼミで学んだことに選択的注意が働いているような感じで、本屋さんに行っても教育関係の本がやたらと目につき、「面白そう」と思って手に取った本を読んでみると「対話を重視した教育」のことが書かれていたりと、日常の中にデンマークの教育がしっかりと溶け込んでいる感じ。
半年前はデンマークと言えば「サッカーワールドカップのキャンプで和歌山に来たな」くらいの印象しかなかったので、これは間違いなくモリゼミに参加したことで生まれた大きな変化だと思います。

モリゼミが終わる今日から年末に向けて、どのような時間を大切にして過ごしていたいか

半年間の実感として、学べば学ぶほど自分の引き出しが増える、物の見方に幅が生まれると感じているので、モリゼミが終わっても学び続けていきたい
今、noteを書きながら「そういえばデンマークチーム以外のチームはどんな活動をしていたんだろう?」と改めて思ったので、まずはモリゼミマガジンの記事をじっくり読ませてもらいながら、他の国(台湾・エストニア・オランダ)の事例も学ばせていただこうと思います。

モリゼミはこの半年間、あなたにとってはどんな存在だったか

刺激的な場であると同時に「出会い」の場
本当に多様なバックグラウンドを持ったメンバーと出会うことができ、いろいろな考え方や物の見方、学びや気づきに出会うことができました。
あれだけの熱意を持ったメンバーと心理的安全性が保たれた状態でディスカッションできるコミュニティはなかなかないのではと思います。
そして、オンラインで共に走り抜けたメンバーといつかリアルでお会いできる日を楽しみにしています♪


ということで、まだ11月29日のフォーラムは残っていますが、ひとまず「モリゼミSeason1」が終了しました。
森先生、TAの小倉知子さん、そしてモリゼミメンバーの皆様、半年間ありがとうございました。
デンマークチーム以外の方とはほとんど話す機会がなかったのが心残りですが、是非またお会いしましょう!

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