「ひだまりの里」売上倍増七転八倒記

森 優真(もり ゆうま)宮城大学大学院事業構想学研究科在学中。ひだまりの里の事業構想を…

「ひだまりの里」売上倍増七転八倒記

森 優真(もり ゆうま)宮城大学大学院事業構想学研究科在学中。ひだまりの里の事業構想を実践しながら、大学院での学びにもつなげていきます。

最近の記事

売上倍増達成!!

目標としていた売上倍増目標、早々に達成してしまいました、、、、 ブログのタイトルを「七転八倒記」としている手前、それまでのドタバタ劇を書きたかったのですが、達成したことでネタがつきてしまいました。。。笑 そんなことはさておき、とてもポジティブな結果であることは間違いないので、この結果について記録しておこうと思います。 代表の木村さんと売上倍増しましょう!と動き始めたのが5月中旬でした。 基準値としたのは昨年1年間の平均月商です。 そこを基準値として試行錯誤を始めたとこ

    • 彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。

      ひだまりの里の売上倍増に向けて日々試行錯誤をしております。 今日はあれこれと考えている過程を綴ってみますので、特に結論はありません。 有名な孫氏の兵法のフレーズで「彼を知り己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。 実はこの他にも 彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。 彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し。 といったものもあります。 個人的に「彼を知らずして己を知れば、一勝一負す」の部分が一番気に入っており、何か戦略を立てるときのベースにしています。

      • 店内レイアウト変更第一弾

        ひだまりの里の売上倍増に向けて、具体的なアクションを進めます。 先日のレイアウト変更に向けたミーティングにおいてスタッフの皆様からアイディアがたくさん出てきましたので、これを店舗レイアウトに少しずつ反映させていこうと思います。 ミーティングの様子 ちなみに現在の店内レイアウトはこんな感じ。 改善すべきポイントは多々あるのですが、まずはこんな感じで手を付けてみようかと提案させていただきました。 店内全体を一気に模様替えしたいところではあるのですが、それにはまとまった時

        • 意見がたくさん出るミーティングの進め方

          ひだまりの里の売上倍増に向けて日々奮闘しております。 これに向けてスタッフ皆様のモチベーションは高いのですが、全員が商売未経験のためやる気はあれど頑張る方法がわからない状態であるという課題が見えてきました。 この対処法は簡単で、正しい頑張り方を示せば良いのです。 これを受け、スタッフ全員での売り場づくりに関する勉強会兼ミーティングを行いました。 まずは基本的な売り場作りのノウハウや消費者心理などを座学でおさらいし、それらを踏まえた今後のレイアウトについてアイディア出し

          目論見が外れた!さてどうする?

          ひだまりの里の売上倍増ミッションをスタートする際、関係設計図を先に描きました。 しっかり考え込んで書いたものの、当然うまくいかないところもたくさん出てきます。 プロセスを宮城大学の授業素材にしながら相乗効果を出す部分はうまくいっているのですが、 生産者と共同でのクレープ開発は、構想を持ちかけた段階で玉砕しました。 本当はこれをうまく進めて「当事者を増やすことによるステルスマーケティング」というお題でブログを書くつもりだったのですが、残念ながら先送りです、、、、 この

          目論見が外れた!さてどうする?

          漏れバケツ理論

          現在、宮城大学大学院の事業構想学研究科で学んでおり、ひだまりの里の事業ブラッシュアップについて「地域交流ビジネス」の授業内で扱っていただいております。 担当は僕の指導教官である佐々木秀之先生。 参加学生はM1の同級生4名という座組です。 案件に関してアドバイスを求めると、さすが皆様、いろいろな角度からの意見を返してくれます。 このアドバイスを実際に現場で試す→現場で何かが起こる→また授業で扱う→現場で試す、のサイクルを回しています。 先日の授業内で、同級生の三井さん

          コミュニケーションをサボらない

          現在「ひだまりの里」は店舗チームと生産者チームが共同で運営しています。 まず店舗チームは代表の木村さん、売り場担当1名、広報担当1名とパートさんが2名の計5名体制。 生産者チームは小野地域在住の農家さんを中心に33名で構成されています。 売り上げを倍増する!という目標に対して様々な施策を打つことは非常に大事なのですが、それと両輪で力を入れるべきことが「チーム力の向上」です。 先日書いた通り、代表の木村さんの動きはすこぶる早く、馬力があります。 提案した施策は、すぐに実行し

          コミュニケーションをサボらない

          大手コンビニチェーンが断った案件に首を突っ込んだ理由②

          理由その2は結論から言うと、代表である木村さんがとても「動ける人だったから」です。 個人的に、成果を出せる人とそうでない人とを分ける要素として最近注目しているのが「決断から実行までにかかるスピード」の差です。 よく「判断が早いことが結果を出す人の共通要素だ!!」というような話を聞きます。 おおむねこの意見には賛成なのですが、時には時間をかけて熟慮することも必要だと考えておりますので、全面的支持ではありません。 僕の経験談として、判断は早いのですが、そこから実行までの時間

          大手コンビニチェーンが断った案件に首を突っ込んだ理由②

          大手コンビニチェーンが断った案件に首を突っ込んだ理由①

          ひだまりの里は小野地域の生産者に向けた販路機会の提供と、地域コミュニティの醸成を担うことを目的とし、2018年11月にオープンしました。 一方、この施設の構想段階でコンビニの誘致案もあり、各社に打診した経緯があったそうです。打診してみたものの、主要チェーンはすべて出店NGの判断をし、地方に強い某グループでさえも出店費用を市が工面してくれるなら検討するとの回答でした。 詳細まではわかりませんが主なNG理由として、交通量の少なさがあったそうです。 この場所は主要道路である国

          大手コンビニチェーンが断った案件に首を突っ込んだ理由①

          「ひだまりの里」売り上げ倍増へ向けて、報酬設計を考える

          とあるご縁で、東松島市役所鳴瀬庁舎敷地内にある直売所「ひだまりの里」の売上倍増ミッションのお手伝いをさせていただくことになりました。 といっても自分の口から勢いで提案してしまったため、もう後へは引けません。笑 この案件は壮大な僕のおせっかい行為なので、当然金銭的報酬は無し。 しかし志だけで奉仕するのは美しいことですが、必ずどこかで息切れします。ボランティアあるあるですね。 僕自身もこのような失敗はたくさん経験しました。また、特に震災後の石巻では息切れした奉仕活動を周囲

          「ひだまりの里」売り上げ倍増へ向けて、報酬設計を考える