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意見がたくさん出るミーティングの進め方

ひだまりの里の売上倍増に向けて日々奮闘しております。

これに向けてスタッフ皆様のモチベーションは高いのですが、全員が商売未経験のためやる気はあれど頑張る方法がわからない状態であるという課題が見えてきました。

この対処法は簡単で、正しい頑張り方を示せば良いのです。

これを受け、スタッフ全員での売り場づくりに関する勉強会兼ミーティングを行いました。

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まずは基本的な売り場作りのノウハウや消費者心理などを座学でおさらいし、それらを踏まえた今後のレイアウトについてアイディア出しを行いました。

正直、レイアウト変更をするにあたっては、正攻法の設計図を僕が作って提案するのが一番早いのです。

しかしその進め方だとスタッフさんに「やらされている感」が芽生えてしまい、売り場に「グルーヴ感」が生れないのです。

また、正攻法はあくまで正攻法なので、曜日や時間帯、気候や周囲の環境などによって刻々と変わるお客様の反応を見ながら、その都度スタッフさんが頭を使って対処しなければ売上は上がりません。

そのためにもスタッフさん一人一人がこれを自分事ととらえ、しっかりと考たうえで意見を売り場に反映するというプロセスが必要です。

ではその意見をどう引き出すか?

ミーティングでよく見受けられる光景として、少数の人がよく喋り、多数の人が黙って時間が過ぎていくという場面があるかと思います。

「意見をどんどん出してください~」と問いかけても、たいていは黙りこんで反応がないか、少数の人がひたすら意見を言って終了になります。

これを避けるための処方箋として、意見を紙に書いて読んでもらうことが有効です。

これにより、メンバーの発言量が増えます。

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さらに、この方法の良いところは発言量が均一になる点です。

紙に書いてもらう → それを一人ずつ読んでもらうというサイクルを回すことで、一人がたくさんしゃべることを防げます。

最初のステップでは、まずこの方法でメンバーの意見を引き出します。

次のステップとして、この意見をまとめるという作業が必要になります。
今回この作業は僕が行うのですが、当然、全員の意見をもれなく反映させることはできません。

しかしながら、あらかじめ皆様から全員から意見を出してもらっていると、仮に自分の意見が反映されなかったとしても不公平感が生まれにくいという良い副作用が起こります。

他人の意見が通った場合でも、事前に自分の意見を吐き出すというプロセスを経ていることで、人は不公平感を感じにくくなるのです。

今回のミーティングに当てはめると、それぞれのメンバーに意見を紙に書いてもらうことで、
①売り場作りが自分事になる
②ほかのスタッフの意見が反映されたとしても不公平感が出ない
という成果が得られます。

これまでスタッフ間でこのようなミーティングを行ったことが無かったので、代表の木村さんは事前に「意見はたいして出てこないと思う、、、」といった反応を示していました。

ですが実際ミーティングをしてみると、面白いほど全員から意見が出てくるではありませんか。
そして発言量にに偏りがない。

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これは大成功ではないでしょうか!!!

次のステップは、この意見を反映しながら店舗レイアウトを僕が考えるという作業です。

ここまでの下地が出来ていれば、売り場のグルーヴ感も出てくると思うので楽しみですね。

さあどんな売り場になるのか!乞うご期待!

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