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【Oilpastel#11】成長は心に秘めて。

前回の人物画から1年が経過しました。

1年の間、原点に立ち帰り、水彩画やペン画の作成をしていました。

原点回帰といえば聞こえはいいですが、
実は前回の人物画でけっこう打ちひしがれちゃいまして、
もうオイルパステルは使いこなせないんじゃないか…
とも思いました。


ある意味現実逃避のように水彩画を描いていましたが、
その間にも人物画(ペン画)は挑戦していたし、

やっぱりオイルパステルの風合いが好きということもあって、
一年ぶりにまたオイルパステルに挑戦しました。

今回はその人物画をまとめて紹介したいと思います。


とにかく少ない色数で描くことを心がけました
こちらは色数に制限を設けず
↑ここからは色数少なめ&塗りつぶしの手法↓
妻に『わかめの妖精』といわれた・・・(笑)
よく見たら首なげー
前回【Oilpastel#10】の人物画と同じモチーフにリベンジ!
はじめての老人描いた

単色の塗りつぶしで描いたので、
遠目で見ると“オイルパステル感”が無いようにも見えますが、
近くで見るとしっかりオイルパステルしてます。

うん、やっぱりこの油彩画に似た質感がたまりませんな。

改めて一年前の人物画を振り返ると↓

一年前のはじめての人物画

ちょっとは成長したかなぁなんて思ったのですが、

妻曰く、
『成長』というより、コレはコレでいいし、アレはアレよかった。

とのこと。


個人的には成長を共感してほしかったんだけど、

確かに見る側、とくに絵を描かない(描けない)人にとってはそんなに変わらんのかも。

てなると『成長』なんてものは自分の中にしかなくて、
絵による表現としては意味をなさないのかも。


たしかに、SNSで色んな作家さんの作品の今と昔の作風が違っていても
「昔と比べて成長してるな~」なんて思わないもんな。

「こんなのも描けるんだ」とか「作風変わったなぁ」くらいは思うものの、その背景にあるであろう“成長”までは窺い知れない。

見る側は、あくまでも一つの作品として鑑賞するから、
究極 “好きか嫌いか” の2択で完結する。

成長の度合いは、描いた本人が納得できるかできないか、
そしてその後に続くモチベーションのためにグッと秘めていればいいんだ。


実際、見る側の捉え方はどうあれ、上に紹介した数枚の人物画は、
自分に充実感や達成感を与えてくれたし、
以前に増してパステル画へのモチベーションは上がり調子です。

やっぱり描かないとわからないことがたくさんありますね。

次は何を描こうかな。

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