けテぶれを特別支援学校でする為の思考整理②

今回は、けテぶれ学習による授業デザインをしてみようと思う。軽度の知的障害の生徒を対象に自分の専門教科である社会科の学び方について考えてみる。

単元の大まかな流れとして以下のように示す。まず導入において、単元の目標及び内容を生徒と共有する。単元計画並びに単元末、テストの日取りも共有する。これが後の大計画に繋がればいいが、あくまで単元の計画である。
次に毎時間の流れについて。これから示すのはけテぶれ初期を想定しているので一斉指導の中に少しのけテぶれタイムを設けるというものだ。資料を提示し、参照しながら問いに答えさせる(QNKS)。その時間で学ぶキーワードをけテぶれタイム→小テストをするという流れである。

この場合、資料の準備が問題になる。前回の記事でも示したが特別支援学校学習指導要領の各段階の内容を網羅した教科書はない。そこで学習指導要領をchat GPTに読み込ませた上で、教科書の文を作ってもらった。なかなかいい感じ。必要に応じてイラストを織り交ぜるのもいいかも。デジタルデータを配布すれば紙と違って読み上げもできるので聴覚優位者に対応できそう。うん、cht GPTの勉強頑張ろう。

その他の月学習or太陽学習や導入の自ら発した問いへのQNKS、もちろんけテぶれなんかも語りとhow toを示すのが前提である。

こんな感じで書いてみると一般校と同じような感じな気がする。生徒にの実態に応じて細かい配慮は必要になるだろうが、大筋はこんなところだと思う。授業後はけテぶれノートをチェックする。

次回は重度知的障害の生徒向けの授業デザインをまとめてみる。

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