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2021/11/29 キャリアコンサルティングをし合う会

【キャリアコンサルティングをし合う会】

9月に行われた第1回に続き、11月23日(火)に第2回のキャリアコンサルティングをし合う会が開催されました。やり方は前回とほぼ同様で、2人1組になって、30分ずつキャリアコンサルティングをし合います。

人数の関係で、私は相棒になる方がいなかったため、3つの部屋で行われているキャリアコンサルティングを順次見学していました。

参加された方は、前回同様、キャリアコンサルタントの資格をお持ちの方です。しかし、ハローワークや大学のキャリアセンターに勤務していない場合、なかなかキャリアコンサルティングを行う機会はありません。

リベコでは、キャリアコンサルタントの有資格者に対し、狭い意味での「キャリアコンサルティング」を行うのではなく、もっと広く「コンサルティング」を行うことを勧めています。

目の前に課題を抱えている方がいれば、自分の持っている技能や経験、考え方、情熱、あらゆるものを動員してその方を支援するのがコンサルタントです。キャリアコンサルタント養成講座で学んだように、傾聴して「経験の再現を促す」だけではないのです。

参加された方の話されたことは様々でしたが、皆さん概ねじっくり話ができた、楽しかったという肯定的な感想を述べておられました。中には、受けたコンサルティングが気に入って、後日改めて、有料でコンサルティングを受けたいという方までおられました。

キャリアコンサルティングはお金を儲けるためのものではないということは、養成講座の中で何度となく言われましたし、キャリコンは生活して行けないというようなことが常識として蔓延しているように思います。

キャリコンを行うような催しに有資格者を募集する際も、「報酬なし」と書かれている事例が多くあります。そのためか、資格を取ったものの、それを活用していない方も多く、残念なことだと思っていました。

キャリコンの側にも、堂々と報酬を頂く、そのためには報酬を頂くことができるサービスを提供するという意識改革が必要です。狭い意味でのキャリアコンサルティングに閉じこもるのではなく、リベラルアーツの考え方を使いながら、あらゆる課題に対応して行こうというリベコは、皆さんが広い意味でのコンサルタントとしてこれから活動して行く上での恰好の場になります。

仕事も仕事以外もその人が生きて行く上での行動ですから、私は全てキャリアだと思っています。私達がキャリアを積む上で出会う課題の解決のために、目の前の方を支援することは、巡り巡って自分を支援することにもつながります。

今年もあと1か月になり、この1年を振り返る時期になりました。今年あなたはどのように生きて来ましたか?

そして、来年はどのように生きて行くのでしょうか?

年末を迎える静かな夜のひととき、じっくりと自分に対してコンサルティングを行ってみるのも良いかも知れません。
(仲井圭二)

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