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恩方くらしラボ

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「恩方暮らしラボ」とは? 私たちが調えている森に続く土地で、2022年4月から新たに立ち上げるプロジェクト。コロナ以降、興味が高まっている農業や地方での暮らし、さらには持続可能… もっと読む
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新プロジェクト「恩方くらしラボ」が始まります!

この新プロジェクトを担当するタケです。 このプロジェクトでは、私たちの森に隣接する耕作放棄地で、くらしと自分の内側を豊かにしていく実験をしていきます。まずはその土地を開拓し、「野菜づくり」という自然との対話をしていくことからスタート。 自然との対話は自分との対話。そばにある森とも対話しながら、どんなインスピレーションが湧いて、そこから何をしていくか模索していきます。さらにはこの里山(森と畑)が周辺とのコラボレーション(協同)やコクリエーション(共創)へと広がっていくかもし

【イベント】「畑と森と生物多様性」〜ガイドツアー&レクチャー〜

こんにちは、森と踊るのタケこと、赤塚丈彦です。 私は昨年から、森と踊るの新しいチャレンジとして「恩方くらしラボ」を始めました。私たちの森に続くなだらかな畑で、仲間と一緒にさまざまなやり方の自然農を始めています。 1年間やってみると、色々な体験がありました。そこにいる虫たちの息づかいに目を細めたり、植物たちの生命力の強さに驚いたり、いつの間にかできたモグラの痕跡に足をつまづかせたり、はたまた猿たちにまもなく収穫を楽しみにしていた野菜を食べられてがっかりしたり・・・ そしてなんと

「菌ちゃんファーム式土づくり」講座開催しました‼︎

こんにちは。タケです。 先日「菌ちゃんファーム式土づくり講座」を開催しました。 週間天気予報がコロコロ変わる中、雨中のイベントになってしまわないかとドキドキしていましたが、なんと、当日は快晴(笑) 参加したのは11名+1機(何それ??) この農法を長年実践し、各地で指導もされている川口理恵さんを福岡からお招きしての楽しい1日となりました。 菌ちゃん式の特徴はその名の通り、「菌」に着目するところ。 菌が活躍できるような環境を整えてあげると、その菌が野菜を育ててくれるというもの

【イベント】5/22(日)菌ちゃんファーム式土づくり講座〜今、注目の環境にやさしい土づくりの実践〜

"土の中の菌と枯れ草が仲良くなるとおいしい野菜がたくさんできる?!" 菌と仲良くなることでいい野菜ができることは自然栽培をする多くの人が知るところ。そのことをさらに突き詰め、枯れ草などの炭素分を使って糸状菌に着目したのがこの「菌ちゃんファーム」式土づくりです。 この方法は九州の佐世保にある「菌ちゃんファーム」の吉田俊道さんが全国各地で紹介しています。 吉田さんの動画はこちら : https://www.youtube.com/watch?v=8LQw7RX5Ytg 今回は

2022年3月20-21日「恩方くらしラボ」活動レポート

このプロジェクトのメイン担当のタケです。 とうとう、恩方くらしラボがスタート‼︎ 少し題名を変えて継続した通しナンバーで今後も報告していきますね。 3/20-21の2日間、『恩方くらしラボ』場開きとなる「実践!土中環境と生物多様性〜森から里へつながりを拓く〜を行いました。 2日間ともにご家族連れも含めて12〜13名の方々が集まって、ずーやんとふじふじの手ほどきを受けながら、ワイワイと楽しく汗を流しました。 まずは参加者の声から 「五感で感じる(1日め午前の森あるき)、

「恩方くらしラボ」- プログラム紹介

このプロジェクトのメイン担当のタケです。 「恩方くらしラボ」に関するブログがVol.5まできました‼︎ Vol.4ぐらいで終わるかなと思っていましたが、想定外に増えてます笑 このプロジェクトもいろいろと想定外が起きると思いますし、むしろそういったことの中に可能性というものが秘められているので、想定外を歓迎していきたいと思っています。 そんな中でも今回は現時点で想定している(笑)プログラムについて紹介していきます。 その前に「恩方くらしラボ」についての内容がわからない方は、バ

「恩方くらしラボ」- 参加の仕方

森と踊るのタケです。 さて、ここではどんな参加の仕方があるのかについて、書いていきます。 その前に「恩方くらしラボ」についての内容がわからない方は、こちらをご覧ください。 Vol.1はこちら Vol.2はこちら Vol.3はこちら 参加の仕方は次の3種類。 ・開拓主(かいたくしゅ) ・寄合人(よりあいにん) ・見守人(みまもりにん) 「妙な名前‼︎」と思われたかもしれませんが笑 ひとつずつ簡単に解説してみます。 《開拓主》 文字通り、この土地を「開拓」していく「主

「恩方くらしラボ」- 取り組むこと

このプロジェクトのメイン担当のタケです。 さて、前回(前回の内容はこちら)では、最初に手がける畑づくり、野菜づくりについて書きましたが、それ以外にはどんなことに取り組むのでしょう?? ここでもキーワードは『開拓』 開拓というと思い浮かぶのは北海道の開拓者たち。寒さの厳しい北海道にわたり、荒れた土地を切り開いていきました。 と同時に暮らしをつくることもしていたはず。 たとえば、森から木を伐り出して小屋を建てること たとえば、雨水を溜めたり、井戸を掘って水を確保すること た

「恩方くらしラボ」- 開拓&農法編

森と踊るのタケです。 さて、このプロジェクトの面白さって何でしょう? 一番は、『開拓』からはじまること。 まったく何も手をつけていない耕作放棄地を自分たちのやりたい形にしていくのです。まさに『開拓』、フロンティアですね。 前回(前回の内容はこちら)は主にこのプロジェクトの名前に関して書きましたが、今回は、このプロジェクトでまず最初に取り組む野菜づくりを『開拓』という観点で書いてみたいと思います。 畑づくりというと、よくあるレンタル畑等では、すでにできあがった畑の1区画を利