IPOとかを目指さないこじんまりとした起業をするときのお薦めの本10冊

スタートアップのように、VCから資金調達してよくよくはIPO、みたいな感じの起業を考えている人は対象ではありません。家族を養えればいいとか、独立前と同じくらいは稼ぎたいなぁ、みたいな人が、じゃあどうやって始めようかと考えたときのお薦めの本を、今まで読んだものからピックアップしました。ちなみに、今回はどんな仕事をしようかはある程度固まっている人向けのものを薦めています。
事務手続き編とビジネス編に分けて紹介します。

事務手続き編
1.『個人事業の始め方 完璧マニュアル』
独立して個人事業を始めるときに気にすべきことが網羅的に書いてあります。項目も退職手続き・開業前の準備・事業計画・開業手続き・営業経営経理の基本といった具合です。


2.『フリーランスのためのお金の本』
フリーランス・個人事業主の人向けの税金関係を中心にした本です。とっつきにくい内容をマンガ・図等を駆使してできる限りわかり易く書いています。


3.『フリーランス・個人事業の青色申告スタートブック』
面倒くさそうだから白色申告にしようという人もとりあえずは青色申告のメリット・デメリットを知るためにこの本を読んでほしい。


4.『いちばんやさしい会社の作り方』
ある程度売上がスケールする場合や個人とリスクを切り離したい場合はいきなり会社を作るのもありかも。


ビジネス編
5.『ザ・プロフィット』

物語形式でいろいろな利益モデルについて学べる。自分が始める仕事がどんな利益構造であるか、あるいはどんか利益構造を目指すのべきかがわかる。


6.『勝間式「利益の方程式」』
利益の出し方を分解して説明している。丁寧に書かれていてわかりやすい。自分の商売を改善するための「次の」打ち手が考えやすくなる。


7.『ストーリーとしての競争戦略』
経営書の中でもとりわけ読みやすい。個々の打ち手が自分の商売のストーリーに合致してるかの確認を怠らなければ、場当たり的な対応は劇的に減るはず。


8.『データ・ドリブン・マーケティング』
人脈等だけでは仕事が広げられず、デジタル・マーケティングをしたいもののやり方がわからない、という人向け。網羅的にデジタル・マーケティングが把握できる。具体的にな手を打つにはもう1歩踏み込む必要があるかも。


番外編
9.10.『ファスト&スロー 上下』
行動経済学・認知心理学的実験から、人が合理的でない判断をすることを解き明かしていく本。すべての事例が参考になる。


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