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フィードバックが上手くなりたい

編集の仕事をしているので、ライターさんの原稿をチェックしてフィードバックする機会が多い。
今までたくさんの原稿を読んできたけど、それでもいつも迷ってしまう。

どこまでフィードバックするべき?
意味が通じればよくない?
この言い回しは気になるけど、間違いではないよね?
こんな細かく指摘したらライターさんのモチベーション下げるかな?
自分で修正するか、ライターさんに修正依頼するか、どっちにしよう?

基本的に小心者なので、色々考えてしまうのです。
原稿をチェックしてライターさんに修正を依頼する時は、とても緊張します。
ライターさんと良い関係を築きつつ、こちらの意図が伝わるように。
この想いがライターさんに届きますように・・・!

たくさん赤字が入っていたからといって嫌な気持ちになったり、挫けたりしないでほしい。
だってそれは、いい関係を築いていくためのフィードバックだから。

ところで、これって編集者に限らずあらゆる仕事に共通する悩みですよね。
会社で、部下や後輩にフォードバックするときにも同じことが言えそう。
私が以前勤めていた会社にフィードバックが上手な先輩がいたので、どういうフィードバックをしていたか思い出してみると、たぶん、こんな感じ。

・まずお礼を伝える
(ありがとう、はやっぱり嬉しい)

・次に褒める
(さすが○○さん!とか言われたら次もっと頑張る)

・直した方がいい点を具体的に伝える
(抽象的だと、次に活かしにくい)

・労いや配慮の言葉を添えて
(最近忙しそうだね、困ったことがあれば調整するから相談してね、など)

今思いついたのはこのくらいだけど、これ、実際にやろうとすると意外と難しくて・・・!

まだまだ修行が足りないけれど、ライターさんの良さを活かせるようなフィードバックができるようになりたい。

0から1を生み出すためにはエネルギーが必要で、ライターさんは毎回真剣に執筆に向き合ってくれていると思うから。

私も、真剣に向き合える編集者になりたい。


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