子どもが本を読まないのは親のせい?
私は、子どもの頃から本が大好きだった。
おもちゃやゲームは買ってもらえない家だったけど、本は好きなだけ買ってくれた。
町に1件しかない小さな本屋さんに、毎日のように行っていた気がする。
だから私も、自分に子どもが生まれたら好きなだけ本を買ってあげたい、と思っていた。一緒に本屋に行くのを楽しみにしていた。
なのに。
私の子どもは、読書にほとんど興味を示してくれない。
目につくところに本を置いておいても永遠に表紙がめくられることはないし、好きな本を選んでもらおうと本屋に行けば店に入る前に帰りたがる。
これ、親としては自分のせいかなって結構悩むんですよね。
「子ども 本好きになるには」とかで検索したりして。
「親が本を読んでいれば、自然と読書好きになる」というのは、いろんなサイトで書かれていたけど、我が家には全然当てはまらなかった。
「幼少期にたくさん絵本を読み聞かせてあげると読書好きになる」というのも書いてあったけど、私もできるだけ毎日読んでいたつもりで。
でもダメだった。
もーーー何がいけなかったんだろう???
読書をすることで国語の読解力がついたり、情緒が安定したり、集中力がついたり、さまざまなメリットがあると書かれていて、余計に焦る。
焦って子供に読書を勧めることで、余計に拒否反応を示すようになってしまった気がする。
私はもう、自分を責めるのをやめたし、子どもに無理に勧めるのもやめた。
今、我が子はドラゴンボールにハマっていて、3回も4回も読み返している。
漫画も立派な読書だし、ドラゴンボールは名作だ。
でも、ワンピースはまだ読もうとしない。
漫画だから読むってことでもないらしい。
まあ読みたくなったり必要だったりしたら、いつかは読むでしょう。
そんなゆるい見守り方をしている。
でも心の中では、いつか読書の楽しさに気づいてくれたらいいな、なんて期待をしてしまうけど。
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