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海岸清掃で大物に遭遇!
海岸清掃を初めて3年目に突入しました。
今回は、4月に入社したばかりの新入社員数名にも参加してもらいました。
新入社員たちは、入社式で「モリトグループの社員として心に留めて欲しい言葉は社会貢献である」と会社代表から激励の言葉をかけられていたのですが、社会貢献には様々な貢献の形があると思っています。そのひとつに「清掃活動に参加するコト」が挙げられるかもしれません。私たちは新入社員にこそ、現地での海岸清掃を体験してもらいたいと思っています。
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いつもどおりの海と思っていたら
今回も兵庫県香住地区にある今子浦海岸で実施しました。前回から約半年ぶりで、海開きが2週間後という6月中旬に清掃活動を行いました。
すでに何度か地域の方で清掃がなされているので、大量の漂着ゴミはないだろうと考えていた私たち。
しかし、その認識は甘かったようです。
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ビーチには目立った大きなゴミはなく、いつものようにプラスチック片や発泡スチロール、漁具の一部と思われる小さいロープなど落ちています。
そしてあいかわらずペットボトルのキャップがたくさんあります。
毎回感じることですが、どうしてペットボトルのキャップだけが落ちているのでしょう?本体はどこにいったのでしょう?
本当に不思議です。
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次は、ビーチから遊歩道で少し奥に進んだところにある場所に向かいます。
こちらには、いつも大きなサイズの漂着ゴミが打ち上げられているので、今回はどうなっているのでしょうか・・・
モンスターに遭遇!?
みっ見てください!
これ!!!
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本当にこんな網が打ち上げられているんです。
ちょっと衝撃ですよね。
実は、毎回参加している私も初めて遭遇しました。
地元の方によると、このような網が漂着することはよくあるコトなんだそう。これまでの海岸清掃では、すでに処理された後だったみたいです。
観察してみた
せっかくなので、じっくり観察してみます。
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網だけじゃなく、いろんな太さのロープもたくさん使われていることがよく分かりますね。
ブイと呼ばれる浮きも大きいものから小さいものまでたくさんついています。ざっと見えている浮きを数えてみました100個以上はありますね。内側や下に隠れているものを想像するとかなりの量があるんですね。想像していたよりも多くて驚きです。
そこに流木やシート状のゴミまで絡んでいて、ちょっとしたモンスターみたいです。絡まって近くに落ちていた浮きをよく見ると外国の文字が書いてありました。
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この網も回収したいところでしたが、10数名ではとても持ち上げられないほどの大きさと重さで、重機を使わないと無理だということで、今回は地元の方に託すことなりました。
大切にしていること
モリトグループ横断で活動しているプロジェクトがいくつかあるのですが、そのひとつにモリトグループの環境に配慮した取り組みRideecoがあります。サステナブルな商品の開発・基準策定・販促を行っているプロジェクトで、開発されたものの一つに海洋ブラスチックごみの主な原因の一つである廃漁網を活用した、樹脂パーツ、テープ、生地などがあります。
プロジェクトメンバーは、自身が関わる海の環境問題について実際に現地を目で見て、海洋プラスチックごみの量や種類を体感し、周辺地域の方がどれだけのご苦労をされて清掃されているのかを海岸清掃を通して体験しています。
今回のように海岸清掃を体験することで、サステナブルな商品の開発への関わり方や、どのようにすれば、より多くのみなさんへ届けられるのか?といったことを考える上で、気持ちや言葉に違いが出てくるのではないかと思っています。環境に配慮することに本物であること。が私たちの社会貢献のひとつなのだと思います。
社会貢献というと難しく、また仰々しく感じてしまうこともあるかもしれませんが、「小さな幸せを届けること、そして、それを積み重ねてゆくこと」と考えると「私にもできるかも?」と思えてきます。
私たちは、Rideecoの活動を通じて、身近なアイテムでサステナブルを
「あたりまえ」にするべく、これからもこの取り組みを推進していきます。
海の中まで
帰り際に地元の方にお話を伺っていると、今子浦海岸では海の中の清掃もされるんだそうです。
ビーチに近い海底にある大きなゴミや藻など地元の漁師さんを中心に清掃されているそうです。藻をとることで海がよりきれいに見えるそうで、夏には熱帯魚のような青い魚も見られるのだそう。
今回、海底まで掃除されているコトを初めて知り、きれいな海を維持する地元の方の努力があるから、私たちは海を楽しめているんだと改めて感じました。
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「海開きしたら、ぜひ遊びに来てくださいね!」と声をかけていただき、きれいになった海に遊びに来たくなりました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
広報担当のナギがお届けしました。