2023GW ダイジェスト④

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1.序章

高知から夜行バスに乗車し朝7時前に大阪駅JRバスターミナルに到着。私自身、こういう移動の仕方も珍しい気がする。大阪では2日間の滞在を予定し、初日は観光メインで次の日は鉄道旅(写真撮影)メインで計画している。この行程が組めたのは「大阪楽遊パス」というチケットがあったからである。これは指定観光スポットが1回に限り無料で入場出来る他、購入時にオプションで関西圏のJRが乗り放題(2日間)もしくは大阪メトロ乗り放題(1日券)が付いてくる。金額は異なるが初めて大阪観光する人にはうってつけかもしれない。

2.初日(大阪観光編)

2-1大阪水上バス〜大阪城散策

大阪駅まで夜行バスで乗車していたので、まずは身支度がてら新大阪駅近くの「天然温泉 ひなたの湯」で朝風呂を済ませて、そこから大阪城方面へ。もちろんそのまま大阪城散策でも良いけど、この近くから出発している大阪水上バス(以下:アクアライナーと称す)に乗船するためだ。実際、水上バスから見る大阪の風景は地上から見る風景とはまた違ったものであった(写真1-1、1-2)。

写真1−1 アクアライナーからの風景①
写真1-2 アクアライナーからの風景②

アクアライナーから下船後、大阪城天守閣に向かう。到着が昼前ということもあって天守閣入場は長蛇の列が(写真2)。でもセット券(アクアライナー乗船券+大阪城天守閣入場券)を購入しているから、時間がかかろうとも並ぶことにした。並んだからこそ見えた景色は「天下を取ったぞー」という気分であった(写真3-1、3-2)。と言いながら、どこのお城の天守閣に行った時はそんな気分になり得るが…

写真2 大阪城天守閣の長蛇の列
写真3-1 大阪城天守閣から見る風景
右上には「あべのハルカス」が見える
写真3-2 大阪城天守閣から見る風景
上半分の山々は生駒山と思われる

2-2 さきしまコスモタワー

大阪城の最寄り森ノ宮駅から地下鉄中央線とニュートラムを乗り継いでトレードセンター前駅で下車する。近くには「さきしまコスモタワー」(大阪府庁咲洲庁舎内があり、久々にここから大阪湾の光景を見ることに。特に展望台から見える夢洲は再来年(2025年)に大阪・関西万博が開催される舞台でもあり、この時目立った工事は始まってはいなかったものの、来年の今頃は工事も進んでいるんだろうなと思う(写真4)。展望台に居た頃、石川県能登地方で震度6強の地震が発生し、この展望台も長周期地震動と思われる揺れを感じた。(確か体感的にはレベル1ぐらいだったと思う)。

写真4 さきしまコスモタワーから見る「夢洲」

2-3 通天閣周辺

再び、ニュートラムに乗車し、終点の住之江公園駅まで向かったのち四つ橋線と堺筋線を乗り継ぎ動物園前駅まで移動。周辺を散策しながら通天閣へと移動する(写真5)。そういえば、何年か前に通天閣を通ったが、この時は展望台に行くのに行列が出来ていて行程の関係で断念していたので、今度こそはというリベンジで先の大阪城以来再び行列に並ぶことに。そして並ぶこと数十分で展望台へと向かうことが出来た。最近できたという特別屋外展望台「天望パラダイス」からの景色も、普通の展望台とはまた違う景色を感じることが出来た(写真6、7)。ちなみにこの展望台はカップルで来る人が多いようで、1人で来た身としては少々恥ずかしかった。でもいい。

写真5 大阪のシンボル「通天閣」
写真6 通天閣・天望パラダイスから見る景色
写真7 通天閣・天望パラダイスを真下から

展望台を見物していたら、夕方を過ぎていたのでこの流れで食事を。ちなみに(写真5)右半分に目立つ看板の店で串カツを食したけど、それにしても久々に食べた気がするような… こうして大阪滞在1日目が終わろうとする(このまま続く)。

3.2日間(大阪周辺撮り鉄+α)

ここからは特に目立ったこともないので、撮影記録を載せていこうかと思う。撮影の裏側も語ればと…

3.1 JR大阪環状線他周辺撮影まとめ

去年のゴールデンウィークも大阪環状線の撮影をやっていたけど、出来がイマイチということもあって場所を変えてリベンジすることに。(写真7)は野田駅、(写真8)は今宮駅でそれぞれ撮影したものである。それぞれ有名な撮影スポットではあったものの、同業者がいなかったのでのびのび撮影することが出来た。去年と比べれば323系のUSJラッピング、287系のパンダくろしおが撮影が出来たこと自体大きな収穫でもあり、リベンジも果たしたというわけだ。

写真7 USJラッピング車両(323系LS15編成)
写真8 パンダくろしお号(287系HC605編成)

今宮で1時間弱撮影に潰した後は、大和路線で久宝寺まで行き、そこからおおさか東線に乗車する。放出から新大阪までは2019年に開業、その先の大阪(うめきた)が今年3月に開業し、大阪エリアで注目すべき路線の一つではないだろうか?道中、高井田中央と南吹田の2駅で撮影も兼ねながら(写真9)、大阪(うめきた新駅)も行くことにした(写真10)。やはり開業して当時まだ2ヶ月ということもあって新駅の匂いがまだするのと、フルスクリーンのホームドアが印象的だった。

写真9 おおさか東線221系(南吹田駅にて)
写真10 大阪駅(うめきた新駅)に停車中の221系

3.2 JR京都線撮影まとめ

大阪駅から快速に乗車し、山崎駅で下車する。色んな電車が来るので飽きも来ずと言ったところ。ただ、この時はダイヤが乱れていたこともあったが、特に撮影に影響もなかった。ここは普通や快速が停車するので車両が少し傾きながら進入する構図が撮影出来る(写真11、12)。一方、通過線を走行する新快速や特急はS字っぽく描きながら高速で通過する。そのためシャッターチャンスのタイミングを逃すと悲惨なことになりかねない。だけど以下写真は自分としてはよく出来た方だと思う(写真13、14)。

写真11 緩行線を走る207系普通
写真12 緩行線を走る223系普通
写真13 通過線を走る225系新快速
写真14 通過線を走る683系特急サンダーバード号

3.3 京都小旅行

山崎から再び京都線に乗車。京都周辺で乗り放題きっぷの範囲内で行けるのは嵯峨嵐山と(伏見)稲荷なのだが、前者は去年行っているので今回は伏見稲荷方面を目指す。中学の修学旅行以来の訪問かもしれない。京都で乗り換えて奈良線に乗車し、稲荷駅で下車する。下車してすぐのところに伏見稲荷大社があり(写真15)。そして少し進んだところには重要文化財にも指定されている本殿(写真16)が見える。この先にも千本鳥居もあり、そちらにも散策(写真17-1、17-2)。現地到着が夕刻と降雨前ということもあり、写真は暗めだけどありのままを載せているのでお許しを…

写真15 伏見稲荷大社 入口
写真16 伏見稲荷大社 本殿
写真17-1 千本鳥居
写真17-2 千本鳥居

伏見稲荷を後にすると時刻は18時を過ぎていたので、夕食の時間となり京都駅に戻る。ちなみに夕食は京都だけど徳島ラーメンの名店「東大」があったので、そこで食事をすることに。食事後はやはり予報通り雨が降り出してきて観光どころではなかろうなと思いつつ、夜行バスの時間までかなり時間はあるので、伏見稲荷同様これも中学の修学旅行以来の京都タワーを訪問することに(写真18)。タワーからの夜景は雨粒もあり思ったほどではあったが、それでも綺麗なものであった(写真19-1、19-2)。あと観光客(特に訪日)が多かったのも思い出す。ちなみに夜景はスマホの写真を載せているけど、デジカメだとイマイチな気がする。

写真18 京都タワー
写真19-1 京都タワーからの夜景(駅側を望む)
写真19-2 京都タワーからの夜景

京都タワーで時間を潰しても、まだ夜行バスまで時間があったので、この後は京都駅で列車発着をを中心に撮影し(写真20-1、20-2)、普通電車でゆっくりと大阪駅と戻った(これも時間稼ぎの一つ)。そして、大阪駅より東京駅まで夜行バスに乗車し、私のGW旅は終わりを迎えることになった。

写真20-1 京都丹後鉄道KTR8000形
特急はしだて・まいづる号
写真20-2 山陰本線(嵯峨野線) 223系
「森の京都QRトレイン」ラッピング車両


4. 総括

 今回のゴールデンウィークは行動制限の緩和もあって何だか充実した旅になったと思う。そもそも観光しない場所(行くことが少ない場所)に行くというのも、今後は増えるかなと思う。
 久しぶりの四国も楽しかった。特に高知の路面電車旅では西の終点は充実したけど、東の終点は時間の関係もあったので、その地域を含めて、またどこかで行ければと思う。

ということで最後まで見ていただき
ありがとうございました。

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