見出し画像

【 フリーランス・集客と値付け 】次は買わないと思ったプリンからの学び

「 今だけ半額210円 」

ある駅の構内で、有名な観光地のプリン店が
ポップアップストア(一時的な店舗)を出店
遅い時間だったので、売り切りのセールの最中でした。

自宅に帰る途中の、大勢の人がすれ違い
その中の一部の人が集まって行列を作っていました。

僕は、家族のお土産に、プリンや杏仁豆腐など
何点かを購入して帰ったのですが、結論として、
この店で次に買うことはないだろうと思いました。


「お金を使った時の自分を観察する」


ホリエモンが以前、そう言っているのを聞き
自分が買い物をする時や、サービスを受ける時に

買った理由、自分が買うに至った感情を
分析するようになりました。

そしてこの習慣は自分の仕事を通じて
お客様を理解する時や
コンサルや提案をする時にも
とても役立っています。

「 次は買わない 」と思ったプリン

この買い物の体験から、あなたのビジネスのヒントになる
人間の心理についてお話しします。

■  僕がプリンを買った訳…


仕事を終えて帰宅する際、
電車を乗り換える途中の出来事でした。

「何の行列だろー?」

僕はミーハーなところもあり
行列があると、気になります。

行列の隙間から覗くと

定価420円が210円
今だけ半額です。


と書かれた張り紙…

ただ通りすがっただけなのに
完全にロックオンされてしまいました。

1個1000円を超える高級プリンもあるので
なんとも言えませんが

最近はコンビニでも

ケーキ屋さん顔負けのスイーツが
安価に手に入ります。

なので
この値段は安くはない価格設定


でも、色々な要素から
僕の期待が、価格を上回り
行列に並んで、気づけば買っていました。

パッケージが特別お洒落なわけでもなく

「 ◯◯というTV番組で紹介されました!」

などの張り紙もありませんでした。


『 なぜ、僕は買ってしまったのでしょうか? 』

ものを売るための心理効果が
そこには、散りばめられていました。

■  具体的に分析してみた。


全く買う気がなかった僕が
知らず知らずのうちに買っていた。

その理由を具体的に分析してみます。

結論を先に、一言でまとめるなら

【 期待値が、価格を超えたから 】


では、どんな部分で期待値があがったのか?

・ 行列
・ 限定性・今だけ半額

・ 有名な観光地にリアル店舗がある
・ 高いから旨いだろうという期待
・ 意外性

” 人が集まるところに、人は集まる ”
空腹が最高の調味料と言われるように
行列も僕たちの期待を上げてくれる要素になります。

そして、
観光地のブランド力と、リアル店舗がある安心感

” 今だけ ”

本来はもっと価値があるものが
何かの理由でお得だと知ると
僕たちは反応したくなるものです。

今だけという期限を切ることで限定性が増します。

420円もするプリンなら、特別で美味しいに違いない
値段が高いというだけでこちらが勝手に妄想…。

酒麹プリンという、
僕にとっては意外性のある商品もありました。

■  沢山売ることより、売れ続けることが大事


今回のプリン、帰って家族で食べてみました。

美味しいプリンではあったものの
420円だと買わないなーと思ったし
210円でも次はない感じでした。

あくまでも
お値段以上の価値を感じないと次に続きません。


ひとり仕事をしている方や、
少人数で仕事をしている方は
沢山の仕事を、そもそも受けられない。

商売にもよりますが、
大切なのは沢山売るより、
売れている状態が途切れず続くこと。

できることなら
ドーンと1回で大きな行列を集めるより、
小さな行列が毎日続く方が
メリットが多い気が個人的にはしています。

そういった場合

参考にしたいのは
狭くて行列ができるラーメン店

席を少なくすることで
常に行列ができるし、一人で対応も出来る。

味がしっかりしていれば
「 いつも行列のあのお店美味しいらしいよ 」

そんな風に噂や口コミが起きてきます。

集客のテクニックや心理効果も重要だけど
ニーズに答えて期待を超えていく努力
ここは絶対条件ですね。

■  値引きの落とし穴


最後に値引きの話をおまけで少々

今回は、最終日の終了時間まじかだったので
値引きをする理由がしっかりありました。

このように

値引きをするときは
理由をつけて一時的に!


することがとっても大事です。

期間を区切らず、
売れないからと値下げをすると

仕事がものすごく苦しくなります。

理由もなくしょっちゅう値引きするのも
信頼を失います。


定価で買った人も良い気持ちしないし

安く買う人は、次安くなった時しか買いません。

そして、

安いことが理由で選んだお客さんは
もっと安い店ができれば、すぐ乗り換えます。

結果、誰もハッピーにならない

■ まとめ


今日は顧客の心理に関してお話してみました。

” 人が集まるところに人が集まる ”

行列が続く程よい量をコントロールし続ける

実際、僕たちはそれほど多くの仕事を
受けられない。

待ってもらえる仕事、待っても欲しいと思う
商品やサービスを作ることが出来たら素晴らしいですよね。

人は、足りないと欲しくなる
今だけと言われると欲しくなる

新規の方との出会いをつくりたいなら
理由をつけて限定的なキャンペーン

他にない商品やサービスでファンをつくる

あなたの、お仕事に取り入れられそうな要素を
少しでも取り入れてもらえたら嬉しいです。


■  ” 無料 ”  好かれて売れる
【 選ばれる専門家になるための5日間の音声講座 】
公式ラインに登録していただいた方に無料プレゼント中

https://lin.ee/BASFQet

■ 売り込まずに、感謝され選ばれ続ける
14年間、紹介とリピートだけで、仕事ができています。
へっぽこだった僕が、理想の働き方を手にしたヒントが詰まった本です。

 僕の初の著書:選ばれる力のつくり方
ビジネス系   ” 22部門で1位 ” を頂けました。
アンリミテッドの方は無料で読めます。

名前にちなんで、459円(しんごくん)
よかったら、こちらもどうぞ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?