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あなたの ”こだわり” が、 ”しがらみ” にならないために大切な事

「 素晴らしいお話をシェアして頂き、ありがとうございました。 」

これは昨日、クラブハウスをした後に
リスナーさんから直接いただいたメッセージです。

さらに

「自分が大変お世話になっている、先生の話を思い出しました」

と文章のリンクをお送りいただきました。

発信する人に、情報があつまる
と言いますが本当ですね。

何かを発信していると、
こうした思いがけない反応が頂けて
自分の知らない世界がどんどん広がっていきます。

今日は、身に余る嬉しい感想と
僕が何を大切に活動しているか

それをシェアしたいと思います。
きっと、経済的自立を目指す
手に職を持つフリーランスの方や
理想の働き方を実現させたい、
職人さんや、ひとり社長の方などの参考になるかと思います。

■  クラブハウスって知っていますか?


「 クラブハウスって何?」

ご存知ではない方もいると思いますので
簡単に説明させていただくと
無料で思いついた時に、
ラジオ番組を配信できる。
そんなリアルタイム音声SNSです。

僕たちは、
毎週水曜日の朝8時から1時間限定で
【 職人・匠ルーム 】というルームを
1年半くらい続けています。

それぞれが、次のステージに行くタイミングでもあり
あと2回で終了することにしました。

僕たちと書きましたが
それは誰かというと
様々な大会で1位を取り
日本一に輝いたこともある
銀座のバーテンダー、山崎剛さん

CMや映画音楽制作にもたずさわり
オーアケストラの楽譜も自身で書く
ロックオペラバンドをしている、天野翔さん

そして、建築家であり
手に職を持つフリーランスの
理想の働き方の実現をお手伝いしている
僕、もりた しんご の3人です。

朝の8時という時間帯なのに
夜更けにするような
哲学的な濃ゆい話をしている
マニアックなルームです。

効率や時短を求められがちな世の中で、
もっと大切なものってあるよね!


日々の、たわいもない出来事の中から
本質的な内容をみつけ議論していく
そんなルームです。

朝から重たい話をしているにもかかわらず
それが心地よいと集まってくれる
そんな常連さんもいてくださります。

「 ありがたや、ありがたや…  」

どんな方々が来てくださっているかというと

お教室のオンライン化の先生・世界で活躍してきた料理人・吹奏楽の作曲家
陰陽師・理学療法士・芸能プロダクションの社長・人生を変える片付けコンサル

などなど、ジャンルも個性もバラバラの方々が
遊びに来てくださっています。

■ ” こだわり ”  を  ” しがらみ ”  にしないためにどうしたか?


昨日のルームでも、色々な話をしたのですが
感想をいただいた部分の
元になった僕の話は、こんな感じだった気がします。
「 自分の素晴らしい作品を作りたい」
と昔は思っていたけど、今はだいぶ感覚が変わりました。

「 こだわりは大切だけど
自分が作ったこだわりが、
時としてしがらみになる事がある」


もう少し詳しくお話ししますね。


以前は作った瞬間が完成
自分が思う完璧なものをゴールに見据えて

いかに、その自分の理想に
向かわせる流れを作れるかどうか?

そんな事を考えていたように思うのですが

今はそうではなく

自分の手を離れてから、
良くも悪くも、予想外の成長を遂げる

そういった事に、興味が移ってきた

つまり

「 自分も相手も想像していなかった
新しい物語が生まれるきっかけをつくりたい」


そう思うようになったんです。
というニュアンスのことを
お伝えさせていただいていました。

それを受けて、

いつも来てくださるリスナーさんの、
師匠である音楽家、
保科洋さんの記事を紹介して下さいました。

読ませていただくと、
吹奏楽で演奏する楽曲を作曲されている
すごい先生でした。

■ 教えていただいた、文章の概要をかいつまんで…


ご紹介したいただいた文章、
うんうんと頷きながら読ませて頂きました。

どんな内容だったのか?

気になったポイントを
かいつまんでシェアしたいと思います。


ざっくり言うと、その先生の
音楽に対するスタンスのお話でした。

ざっくりすぎますね(汗)

もうちょっと詳しく…

吹奏楽は、中高生が向き合ってくれることが多い音楽で
一曲と向き合う時間がとても長いそうです。

コンクールの課題曲になったりすると
半年や1年向き合ってもらえる場合があるそう…。

弦楽器と違って
吹奏楽は誤魔化しが効かず、
技術の差が出やすい。

そんな楽器だからこそ、
その難易度の設定は重要。

半年も向き合う、
宝物になるかも知れない楽曲だからこそ
曲そのものだけではなく
その先の未来を考えて作曲をしている。

だからこそ、

簡単でもいけないし
難しすぎてもいけない


そんなスタンスにしびれました。

そして、

「 タイトルや、作品は一人歩きしてしまう 」

とお話しされていました。


『 ここには、さらに強く共感!』


一人歩きした、作品やタイトルは

想像以上の形で
成長していくこともあれば


期待しない方向に
意味が変化していってしまうこともある。



演奏者のそれぞれの解釈で
成長したり、想像を超えていく

時には、

見たくない姿に変化していくこともある

そんな全てを踏まえて
良しとしている事が個人的には
すごく共感しました。

その予測不可能な変化
あらかじめ踏まえたうえ
変化を楽しむスタンス

これを意識した上で
大枠である曲というものを設計している。

完成した作品ではなく
成長し続ける作品を作るための
極意がここにあるように思いました。

あえて裁量を持たせられる余白をつくる

どうなっても成立する大きな枠を設計しておく

この
余分なものに無限の可能性がある

そんな気がして

作曲者の思いやりや
優しさがすごく感じれたことに
心が動きました。

■ まとめ


少しでも質の高いものをつくる
コレはものすごい大切な事だと思います。

でも

質が高いとは、どういった基準でしょうか?

お客さんもそれを望んでいますか?


手に職を持つフリーランスの方は
時間があると
少しでも良い物にしたいと思う
素晴らしい方々ばかり

でもこの、自分のこだわりは時によっては
独りよがりになったり
逆に可能性を狭める
しがらみになることもあります。

僕個人の考えとしては、
立派なものや、自慢できるものより

自分のこだわりが、
誰かの可能性を広げることにつながっていて欲しい

そして、
愛される物に興味があります。


「100年壊れない建物」ではなく

「100年後も残したくなる建物」に憧れます。



作って終わりではなく
その先を考えて作る

そこには

作り手側の思いや、熱量が
かなり込められていることも重要ですが

受けてに対する観察と
愛情がある気が
僕はしています。

誰よりも、その先を信じること

そして、

”いい意味での、あきらめと期待を持ち続ける” こと
それが、愛され続け
成長する作品に昇華するかどうか?

そんなことなのではないだろうか?

僕も、この文章を読ませていただき
とても学びになりました。

教えていただいた文章はこちら ↓

http://philhama.com/?page_id=1638


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