変化の時代をどう生きる?【 やさしく疑える力と自分軸 】
今回はいきなり、
僕の女性の好みの話から始めたいと思います。
「もりたさんの、女性の好みとか別に興味ないし…」
確かにそうですよね、でも、
今日のテーマにもつながるので、
このまま先を読んでもらえたら嬉しいです。
ちなみに、
どんな女性に惹かれるかを
イメージで伝えると
おしゃれな洋服屋さんの店員さんではなく
本屋さんに勤務している女性や
パンをかじりながら、寝る間も惜しんで
何かに熱中している女性とかに惹かれます。
見た目が綺麗な女性には、
もちろん憧れるし、ドキドキするので
いいなーと思う反面
それを売りにしてくる感じの人は
一緒にいるとなると
なんだか、ソワソワして不安になります。
では、なぜ本屋さん女子的な人が気になるのか?
自己分析してみると
多分、僕自身に近い感覚と
全く違うものの両方を持っているから
が理由ではないかと思います。
そんなポイントがあるような気がします。
その人と触れ合う事で
・僕自身の好奇心が満たされたり
・可能性が広がるそんなことを
期待するんだと思います。
実は、女性に限らず
同性に対しても同じ傾向があります。
それに加えて
関心を持ってしまう人は
「 強そうな人より、弱そうに見える人」
より正確に言うと
【 弱そうに見えて、強い人 】
が好きなんです。
そんな人の代表格として
絵本作家・イラストレーターの
『ヨシタケシンスケ』さんがいます。
よしたけさんの考え方や生き方は
これからの時代を生き抜くヒントが満載です。
今回は、
手に職をもつ一人起業家やフリーランスの方など
自分を活かして変化の時代に生き抜く力をつけたい方に向けて
参考になる話を書いてみようと思います。
■ 『りんごかもしれない』の誕生秘話
『りんごかもしれない』という絵本、知っていますか?
大人から子供まで大人気の絵本です。
うちには娘が2人いるのですが
学校からの長期休みの推薦図書に
よく出てきたりします。
この本は、
りんごについて詳しくなる本でも
りんごについての魅力的なストーリーでもありません。
この絵本の面白さは
「 もしかしたら、◯◯かもしれない… 」
という自由なフレームにあります。
発想をはぐくみ、人間の想像力を育むきっかけを与えてくれます。
新しい見方や、考え方・発想の補助線を示してくれるような
とっても面白い本なんです。
気になる方のために一応リンクも貼っておきますね↓
この本は、他にはない面白い視点の絵本ですが
『 その企画がどんなふうに生まれたのか? 』
以前セミナーに参加した際、
この本が生まれたエピソードを
聞く機会がありました。
そのエピソードが
変化の時代を生き抜く
一つのあり方としてヒントに
なる気がしています。
このセミナーでは
物の捉え方や構成を捉え直し
自分のゲームに変えていく
ヨシタケさんの独自の視点が垣間見れて
とても勉強になりました。
概要を紹介しますと
この本の始まりは
【りんご】について色々なデータを伝える
教育的なのりから始まったそうです。
でもそれだと、もしかしたら
間違ったことを書くかもしれないし
時代が変わったら間違った情報になる可能性もある…
そんな中、怒られるのが嫌いなヨシタケさんは、
「かもしれない」
というキーワードを思いつきます。
少年が、これはりんごかもしれないと思う
妄想の話にすれば…
正しいとか間違っているではない
クレームの来ない世界を実現することに成功します。
極めてネガティブな要素を避けるために
全力で逃げたら、クリエイティブな回答になったんです。
「◯◯かもしれない」
この言葉を持ち出すことだけで
関係性をコントロールしてしまいました。
■ あり方を学ぶ
今回のエピソードのポイントは
「 かもしれない 」と言う言葉の可能性ではありません。
そう言ったあり方や生き方が参考になる
そう思った点が最大のポイントです。
本当かな?と
全てのものを疑ってみてみるけど
常識は疑っても
何かを全否定しているわけではない
あくまでも
少年が◯◯かもしれないと
個人的に思ったという構成があることで
誰かを否定したり
傷つけたもりしない
むしろそれどころか
可能性は増えていくし
誰も傷つけずに
世の中をゆっくり変えていく
そんなスタンスがとても好きなんです。
一見、逃げている様だし
弱いか強いかで言うと
弱そうに見える感じもするのですが
こうしたスタンスって
本当のクリエイティブだなーと思います。
■ まとめ
今回はヨシタケシンスケさんの
「◯◯かもしれない…」という魔法の言葉が生まれたエピソードから
やさしく疑うことと、逃げることで生まれるクリエイティブについて
書いてみました。
可能性や価値は誰にでも必ずあります。
それを活かして生きるために
それぞれが自分に合った工夫を持つひつようがあります。
「◯◯かもしれない」すごくいい響きです。
逆に、僕が嫌いな言葉も紹介すると
「 普通こうでしょ 」や「 絶対… 」
決めつけてしまうとそこで終了。
常識と言われていることであっても
「 それって本当かな? 」
と、やさしく疑う勇気を持ち
自分の判断軸や考えを持つことが
選ばれる専門家への大きな一歩になります。
【 言いなりも、押し付けも選ばれない 】
僕たちは信頼をされ依頼をいただくために
そんなスタンスが必要だと思います
弱そうに見えて強い人が
実は最強なんじゃないか?
そんなふうに思います。
僕が受けたセミナーの詳細なレポートを発見したので
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