しなやかな動きが心体を変える
こんにちは!
モリタ鍼灸整骨院の松谷です!
今回のブログ内容は、モリタグループから
新たに誕生するストレッチングマシン専門ジム
その名も『ROM-GYM』
この名前の由来ですが、ROMは僕らリハビリ業界の用語で『Range of Motion』といい、可動域という意味を持ちます。
可動域を改善する!また、広げる!という、このジム本来の目的に合わせた名前になっております。
この可動域を良くする4Dストレッチマシンの
ご紹介です。
4Dストレッチマシンとは?
関節・筋肉の柔軟性向上と神経機能を向上させる新感覚のストレッチになります。
筋肉や関節の動きを最大限に引き出し、スタティックストレッチ(ゆっくり行うストレッチ)では再現できない連動性のある動きを作り出します。
4Dマシンを使用することによって、弛緩→反射→収縮といった人間の本来持っている神経の機能を使った動きを作りだす事ができます。
この神経の機能の事を伸張反射(SSC)といいます。
今までの筋トレやストレッチでは実現が難しかった伸張反射(SSC)を使いやすくするマシンになります。
では伸張反射とは何なのでしょうか?
伸長反射とは?
SSC(伸張反射)の正式名称はStretch shortening cycleといい脊髄反射の一つです。
脊髄反射は脳の指令を介さずに無意識に身体が反応(不随意運動)を起こす反射の事を指します。
日常生活を過ごしていて、歩いたり、立ち上がったりする時などで、ずーっと意識して動く事って難しくないですか?
なぜ意識せずに動いているかというと、日常的にかつ無意識にSSCが使われているからです。SSCを使いやすくする事によって日常生活の動きも無意識に変わっていきます。
伸張反射は筋肉が引き伸ばされることによって身体のセンサー(筋紡錘という筋の長さを感知する組織)が刺激され筋肉の収縮が行われます。
膝蓋腱を叩くと膝が伸びる現象(膝蓋腱反射)も伸張反射の一つです。
この伸張反射は伸張される強さが強ければ強いほどパワーが上がります。(静的反応)ゴムを強く弾けば遠くに飛ばせるのと同じ理論です。
さらに負荷が大きくなることで、より強いゴム(筋肉)になっていきます。
4Dストレッチを行うメリット
①痛みにくい体、怪我しづらい体になる
→4Dストレッチマシンでは、関節の可動域、伸張反射の機能が向上します。
関節の可動域が広がることで、代償動作が減り、他の関節が無理に動くことを防ぎます。
特に可動性の高い関節である股関節と肩関節(肩甲骨)の可動域が上がることで、本来の動きを取り戻し、怪我のリスクを大幅に減らすことが出来ます。
②疲れにくい体になる
→反射運動は不随意運動といって意識しなくても自然に体が動きます。この為、無駄な力を使わずに普段の動き(歩くや立つなど)が行えることで、疲れにくい体を作ることが出来ます。
③安定した動きを手に入れる
→反射運動を身につけることで、同じ動作を安定して行えるようになり、体への負担が減ります。
安定した動きは、特にスポーツ動作や日常生活動作においてのパフォーマンスを向上させます。
④パフォーマンスが上がる
→可動域が広がることで、筋肉のセンサー(筋紡錘)の反応が向上し、より速く強く体を動かすことが可能になります。これにより、野球の投球速度の向上、バスケットボールのジャンプ力の向上したりと、スポーツにおけるパフォーマンスが飛躍的に向上します。
【例】
◎パワー
•野球でのバットのスイングスピードが上がる
•水泳でのストロークが伸びる
•テニスでのサーブやストロークの強さが上がる
◎スピード
•サッカーでの切り返しのスピード
•バレーボールでのレシーブの反応速度
•卓球でのレシーブの反応速度が上がる
まとめ
4Dストレッチはリハビリからパフォーマンスアップ、ボディメイクや子どもの運動神経向上まで幅広くご利用いただけます。
4Dストレッチを使っての自分自身の変化として、歩行が大きく変化しました。
人間の基礎的な動きが向上する事、土台の力が変化することが何より大事だと思いました。
例えば
スポーツをする為には走れなければいけない
走るためには歩けなければいけない
歩く為には立てなければいけない
全てのスポーツ、運動において必要な考え方だと思っています
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