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鍼灸の歴史とこれから


モリタ鍼灸整骨院 鍼灸部 三村です!
今回は私が鍼灸師として携わらせてもらっている【はりきゅう】においてこれまでの臨床や学んだ理論・現状をもとにお伝えさせていただきます。

はじめに・・・


 ツボは未だに全てが解明されているわけではありません。鍼灸において、経絡という簡単にいえばエネルギーが流れる通路のようなもので鍼灸理論の芯となる考えの一つです。
これは鍼灸のルーツである東洋医学や西洋医学においても説明できないという点において同じで、判明していない治効機序はたくさんあります。
 私東と西どちらの思想も大事で臨床考察に用います。

鍼灸の歴史

鍼灸は、中国で起源し2000年以上の歴史を持ちます。
日本に、伝来したのは6世紀頃(飛鳥時代)
仏教と共に渡来したと記されています。
そこから、各時代において研究を重ねられ
日本独自のスタイルに変わったとされています。

ツボって何?

正式には、経穴けいけつと呼ばれ、
whoに認められているツボの数は、361穴とされています。
もとは中国伝統医学に由来し、経験則から導いた体表の反応点のようです。
これらが体内外で繋がり経絡を成しており、通路の開口部がツボにあたります。

 私が臨床でツボを使う時に一番大事にしていることは再現性です。同じツボに同じ鍼灸をしたら、同じ変化が表れます。現在、ツボを使う施術においては、より小さい点による正確なツボを取穴し、深さ•角度を目指して日々研鑽をしております。

経絡とは?

先程、ツボは通路の開口部とお伝えしましたが、この通路を経絡と呼びます。
経絡は、左右に存在するツボや臓器を繋ぐ存在であります。
経絡と経穴を電車に例えると、線路が経絡、駅がツボになります。
このように、縦横に繋がる通路を経絡と呼び、気(エネルギー)を循環させております。
循環に異常をきたすとツボに何かしらの反応を示します。


鍼と灸の違い

鍼灸の効果をお伝えする前に、鍼とお灸の違いについて、簡単にお伝えします。
2つの大きな違いは、温熱効果の有無になります。
昔は、日常的と施されていたのはお灸になり、鍼はより重症度の高い際に行われていたとされています。
これは、現在でも『痛みが強すぎれば鍼を』と聞いたり•言われたりする方もおられると思います。
これには理由があり、発症して初期の内は身体も治す力を持っているので、鍼のみでも十分な効果がありますが、長期間症状が続く場合は、体力的にも精神的にも身体に影響を及ぼし、産熱作用が低下傾向になる為、治りにくいとされています。
その為、お灸で身体を温め治りやすい身体を作るとされています。
現在は、栄養豊富な食事などで昔との身体の違いはありますが、冷えで悩む方が多いのも事実です。 
長くなりましたが、鍼は痛みだけでなく、気のコントロールを行い、不調を取り除きます。
お灸は、症状の有無に関わらず温熱効果で
身体の治す力を高めていくというものになります。


これからの鍼灸

現在の日本は、4人に1人が高齢者という、超高齢化社会です。
その為、介護保険を受ける事も難しくなりつつあります。
そこで役に立てるのが鍼灸になります。
筋•関節の硬さの緩和のみならず、未病の内に手を打つという事が鍼灸の得意分野になりますので、是非一度体験してみてはいかがでしょうか?

⭐︎お知らせ⭐︎

【訪問施術の実施について】

モリタ鍼灸整骨院では
ご自宅に伺い、当院の鍼灸師やあんまマッサージ指圧師による鍼灸施術、あんま各種を受けていただく訪問鍼灸事業が10月からスタートしました。
健康保険の適応も可能でらその際の1~3割の自己負担額が392~552円となります。

【※健康保険適応症例】
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・パーキンソン病
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医師の診断で通院が困難な場合、医師の同意書のもと健康保険適応の訪問鍼灸が可能となります。

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 訪問施術の範囲は当院を中心に4km以内となり、東西の範囲をJRの駅でいうと芦屋駅から六甲道駅周辺となります。

 モリタ鍼灸整骨院へ来院時間の都合がとりづらい方、足が悪く来院困難な方、ご自宅でパーソナルケアをご希望の方、介護保険以外での往診依頼の方など、まずは当院に【訪問施術について~】とお問い合わせください。(tel:078-436-3790) 
私、三村がご質問への応答、ご説明等をさせていただきます!



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