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日本一高い場所を目指して!~第77回富士登山競走~

こんにちは。
モリタロウです。

2024年7月26日に日本一下らないレースこと「富士登山競走」に出走して参りました。

富士登山競走に出走したレースレポートになります。

最後までお読みいただけると大変嬉しいです。

レース前のノガさん(左)と私(右)

富士登山競走の概要

富士登山競走とは文字通り『富士山を駆け上がる山岳レース』です。

カテゴリは、山頂コースと五合目コースの2種目で、私は山頂コースへ出走いたしました。

どちらの種目も富士吉田市役所がスタート地点となり、馬返しまでの約11㎞はロードを進み、馬返しから富士吉田ルートの登山道を使って上を目指してゆきます。

コースプロファイル

◎山頂コース

▶富士吉田市役所~吉田口登山道~山頂に至る約21km(標高差約3,000m)

五合目コース

▶富士吉田市役所~吉田口登山道~五合目に至る約15km(標高差約1,480m)

大会要項 | 富士登山競走 富士山の頂へ 日本一の山岳レース【公式】 (city.fujiyoshida.yamanashi.jp)
富士山山頂からの眺め(撮影日2024/7/13)

参加資格

五合目コースの参加は年齢が18歳以上であれば出走することができます。(五合目のクリック合戦が一番の関門だと思いますが、、、)

一方で、山頂コースに挑戦するには、五合目コースを2時間20分以内にゴールしなければいけません。

また、今年から9月に行われる富士クライムランという大会の成績次第(2時間以内でゴール)でも山頂コースへの挑戦権を得られるようです。

それでは、レースの結果について見ていきましょう。

結果

ズバリ、結果から申し上げます。

五合目関門の制限時間に間に合わずDNFでした。。。

レースレポートは以上です……(笑)

はい、ごめんなさい、、、真面目にレポートいたします。

五合目までのタイム

  • 五合目までの経過時間 2時間19分(4分及ばず……)

  • 五合目関門の制限時間 2時間15分

  • 昨年の五合目記録   2時間13分

結果:五合目足切り

五合目の関門打ち切りの時間は2時間15分。
五合目までに要した時間は2時間19分と制限時間内に通過することができなかったため打ち切られてしまいました。

くそぉーーー!!!こんなはずじゃ、、、

こんなはずじゃなかったのにぃーーー。

あーーー、やってもうたー①

ただただ悔しい結果となりました。

結果がすべて。。。これが実力です。

ただの実力不足なので何も言うことはないのですが、
備忘録として振り返りをしておきます。

振り返り

富士北麓公園

前日

富士登山競走は前日受付となっているのでラン仲間の皆さんと乗り合いで会場へ向かいました。

11時30分ごろに皆さんと道の駅常総で合流しいざ出発。

鶴ヶ島のあたりから思いのほか道が混みはじめ、昼時ということもあったので一旦高速道路を降りて空腹を満たすためランチへ。

入間市にある定食屋さん『味の萬福』でランチを取ることにしました。
するとここで、ちょっとした事故が、、、

席に座ると同時に、湯呑に入れられたあたたかいお茶がテーブルへ。

一同は何を頼もうかとメニューを見ながら湯呑を手に取り、口元に運びます。

一見なんの変哲もありませんがレース直前の我々にとってはこれは一大事です(笑)

※カフェインにはパフォーマンスを向上させる作用があり、その効果を高めるためレース前7~10日ほど大好きなコーヒーなどを我慢しカフェイン断ちをしてレース当日を迎えます。
レース直前あるいはレース中にカフェインを取ることで集中力や持久力を高めると言われています。

事故というとほんと大げさなんですが、自然に出されたお茶になすすべもなく、無情にも一口飲んでしまい前日に覚醒!!

まあ一口目で気づいたので問題なかったと思いますが(笑)

ランチは焼肉&唐揚げ定食を注文しました。
大変美味でした。

焼き肉&唐揚げ定食(味の萬福)

ちょっとしたアクシデントもありましたが、ランチを終えたので再び会場を目指します。

15時30分ごろ無事に富士北麓公園へ到着し受付を行いました。

会場ではトークショーが行われていたり、出店があったりして賑やかな雰囲気を楽しみたいところでしたが会場を後にします。

ホテルに一度チェックインして明日の準備を行って、夕飯を食べるため皆さんと再合流。

夕飯はすき家に行き、うな牛をみんなでかっ食らいました!

特うな牛(すき家富士吉田赤富士通り店)


スタミナチャージをしたのであとはもう明日に備えるだけ。

待ちに待った、レース当日へ。

スタート前

スタート前に強強ランナーの皆さんとパシャリ

前日は10時ごろに就寝し良く眠れていたと思います。
体調は悪くもなく、むしろ良かった感じがしました。

当日朝4時過ぎには起床して準備に取り掛かり、5時半ごろには会場へ移動。

山頂コースと五合目コースはスタート時間が異なり、山頂コースは7時、五合目コースは9時スタートとなります。

スタート地点の標高は約800mあるのですが、朝7時でも容赦なくギラギラとした日差しが照り付けていました。

前日に緑茶でフライングカフェイン摂取しましたが、
スタート50分前にはレッドブルを飲んでカフェイン注入もバッチリ。

また、ラン仲間の皆さんと挨拶をしたり、写真を撮ったりして、健闘をたたえ合いました。

なんと、スタート前にYouTuberのガチオさんとも写真を撮らせていただきました。

レース前ガチオさん(真ん中)とパシャリ

スタート(富士吉田市役所)から馬返し

スタート整列時、前方に“なんキャス”のキョウヘイさんが!

馬返しまでのロード約11㎞が五合目で関門に引っかかるかどうか、勝負の分かれ目と言っても過言ではないでしょう。

というのも馬返しからトレイルになるので、場所によってシングルトラックくらいの幅となります。
さらにずっと登りなので言うまでもないのですが、コースの特性上トレイル渋滞が起きやすいです。

馬返しまでの目標1時間10分に対し、通過タイムは約1時間12分でした。
目標より2分の遅れ。

馬返しから五合目(打ち切り)

トレイル渋滞は少しでも避けたいところだったんですが……

案の定、トレイル渋滞に引っかかってしまいました。。。

トレイル渋滞(1合目と2合目の間)

1合目と2合目の間での渋滞がかなりひどくて、進みたくてもギュウギュウ詰めでしばらく身動きが取れませんでした。

なんとか渋滞を抜けパワーウォークやジョグで上を目指すも4合目を過ぎたあたりから、脚攣りがはじまる。。。

脚攣りの原因は水分、ミネラルなどの補給不足による脱水症状だったと考えられます。

そして、五合目目前のトレイルのところで五合目打ち切りの時間が...…

なんとか振り絞って五合目に辿り着いたのはその4分後。2時間19分。

諸先輩方の多くはPB更新する中、不甲斐ない結果となりました。


あーーー、やってもうたー②

まとめ

課題

  1. ロード区間の走力
    馬返しまでのロード約11kmを余裕を持って1時間10分切り
    それができなければ完走はおろか五合目関門も間に合わないと感じます。

  2. 脚攣り対策
    水分、ミネラルなどの補給タイミングと取り方

まとめ

一番の課題は馬返しまでのロード区間。
来年はロード区間をしっかり走れるように準備して、トレイル渋滞によるタイムロスを最小限にして必ずあの山頂へ。

来年必ずリベンジします。

最後までお読みくださりありがとうございました。

来年こそは必ず山頂へ


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