2021/08/19 即興詩 「夏の風物詩」

ふと外に目をやると
セミが落ちていた
どうやら力尽きたらしい
仰向けになって
昨年よりも強く感じる日差しを浴びる

次第に固くなるにつれ
その短い生の終焉を
実感していく

僕たちもきっと
そうやって
固くなって
死にゆくことは避けられない

長さで価値は決まらない
どう過ごすかで価値が決まる
夏になると
セミはそれを全力で教えてくれる 

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変わってしまった時代を自分なりに受け入れて、どの目線で生きるかをさっさと決めた方がいいかもしれない。
コロナ前と同じように誰かと飲むことだけを考えていては、ノスタルジーに浸るだけの生産性に欠けた生き方になってしまう。

...と、それは生き急ぎすぎか。
でも、焦りますね。
幸せについて、今一度ゆっくり考えてもいいかもしれません。

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