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2021/06/17 即興詩「あなたとわたしの境界」

見たいものを 見たいままに
それが 自由の源泉

あなたの世界が美しいのは
あなたが自由を知っているから
その自由を奪えば奪うほど
あなたの世界は 魅力を失う

指先に触れる全てを
壊してしまうとしたら
きっと僕は 一緒にいない方がいい
壊したいんじゃなくて
ただ 少しでも
認めてほしかった
認められたかった

したいことを したいように
それが 自由と世界の境界線

踏み出していいこと 悪いこと
世界はつまり あなたとわたし
誰かとの関係性の数だけ
世界がある

僕のこの世界が美しいのは
あなたが受け入れてくれるから
そのあなたに出会うまでも 出会ってからも
私は 変わらず自由だった


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歌詞に曲をつけられる人に、心から尊敬の念を抱きます。
僕はリズム感が弱いことがコンプレックスで、それが作曲の時に頭を悩ませるタネになります。

語感をもっと感じられたら、もっとリズムが生まれるのに。
そうやってジェラシーを感じては、他の誰かに意識を向けたことに寂しくなて、自分の過去の作品の出来を確かめたりする。

「俺だって、負けてないよなあ。」

そんなふうにして次の曲を書こうと思うのですが、気合が入っているときほど、いい曲ができません。

そうやって、こんなふうに詩だけが残り、この世とあの世の中間のような文字列が僕のスマートフォンのメモアプリを漂うことになります。

世の中に出ていくことは、責任が伴う。
誰かに物申すときは、責任が伴う。
でも、その「責任」は、もしかしたら大きな違いがあるのかもしれません。

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