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【即興詩】2022/12/25「to see the light」

炭鉱で亡くなった人は
視力が落ちるところまで
落ち切っていたそうな

暗闇の中で 光を探すことは
元々持っていた光を
失う危険性が伴うのかもしれない

あまりに恵まれたこの時代に
そんな話は 果たして
意味をなさないのだろうか

詩ってなんなんだろうと、よく考えます。
この間関西の番組「座王」を見ながら、「ギャグ」の定義がわからなくなりました。モノマネでは?と思うネタすらギャグとして披露していることもあるのですが、これは自分の価値感覚の問題なのでは?と思うようになりました。
とすると、詩ってなんなんだろうと考えることは、あまり健康的な話ではないのかもしれません。

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