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僕の好きなことを紹介します!(e-sports:COD)

2019年は僕の価値観が一つ塗り替えられた年でもありました。それがこのe-sportsとの出会い。e-sportsという単語自体が流行語大賞にノミネートされたり、海外では市場の規模が大きくなってきたりというように、発展途上のコンテンツですが、日本ではその地位や存在自体が受け入れられていないように感じます。

多分そのように考える方は次のように思っていることでしょう。”e-sportsはスポーツではない"と。

しかし今なら僕はそのような意見に対して、胸を張って次のように言えます。"e-sportsは紛れもなくスポーツである"

e-sports自体をスポーツとは異なる別ジャンルのものとする捉え方もあります。しかしながら、これまでnoteで書いてきたように、スポーツでなければ、僕はこんなハマることはなかったはずです。そして今ではそのように考えている僕は、ちょっと前まではむしろ正反対。崇高なスポーツをゲームと一緒にするなと心から思っていたのです。

そもそもスポーツとは何なのか?我々はスポーツのどんなところに感動するのか?

・体を動かすこと

体を動かすことと定義するのであれば、体の一部しか動かさないパラスポーツはスポーツではないということになってしまいます。e-sportsでもコントローラーを手で動かしていることに変わりはありません。

・汗水流しながら努力をして、勝利を目指すこと。

e-sportsの選手も勝利を目指し、日々の努力をしています。

・一人の力ではなく、たくさんの人たちとの連携によって力が生まれること。

少なくとも、COD e-sportsにおいてはチームで戦う事が最も重要です。後ほど説明します。

反証はいくらでも思いつきます。「物理法則を活かすもの」とか。でも普通の人は今までスポーツを「物理法則を活かすもの」という枠組みでは定義してはいなかったはずです。

それ以上に、スポーツに共通する見た者を感動させるドラマ性や私が考えるスポーツ観戦の魅力に合致する要素が揃っています。特に「チームで戦っている姿を見ること」という項目においては、動画配信に親和性の高いe-sportsだからこそ、選手の試合中の連携や声掛けまでユーチューブ等で聞き、確認することができます。

Call of Duty:e-sportsについて


Call of Duty(以下、cod)は、FPS(一人称視点のシューティングゲーム)でも最も人気のあるタイトルの一つとされています。そしてe-sportsルールでは、5人対5人に分かれ、複数のゲームを戦って勝利を決めます。

codの魅力は何といっても、チームワークによって個の力に優れたチームに勝利することができる「連携重視」な点です。目まぐるしく変わる戦況の中、5人のチームはこれでもかというほど互いに声を掛け合い、情報を共有して動くことによって効果的に試合を進めることができます。

https://youtu.be/c_NzksGZgKM 暇なら見てみてください

そして、大会では彼らがすべてをかけ闘う姿を、応援という形で後押しすることができる。

https://youtu.be/U32kRn2tN1Q?t=18930 この動画、再生スタートのシーンから3分間でいいので見てみてください。

僕は2つ目の動画の大会を生で見に行ったのですが、動画のシーンでは、その熱狂と感動から、いつも見ているスポーツと同じものを感じました。いや、それ以上かもしれません。

このシーンは、シーズン無敗、全ての大会で優勝して最終戦までやってきた黄色のチーム無敵艦隊libalent vertex(以下LV)相手に、赤色のチームRush Gaming(以下Rush)が大逆転で初めて先制するというシーンです。それまでRushはLVに対して歯が立たず、大会では好成績を収められない中で、Rushの運営がwebマーケの会社という事もあり、圧倒的なブランディングによって人気だけは断トツであったため、コアなファンから白い目で見られる存在でした。

そんなRushが様々な重荷を乗り越えたシーンであり、繰り返しにはなりますが、ファンではない僕も、めちゃくちゃ感動しました。

確かにこのゲーム自体をある程度理解しないと、このシーンのすごみは100%は分からないかもしれません。だけど、なぜこれがスポーツと言えるのかという事は分かってもらえるのではないでしょうか。

e-sportsの優位性

e-sportsはゲームだからこその良さもあります。例えば、パラスポーツとしての観点でいえば、コントローラーさえ操作できれば誰でも参加することができます。新型ウイルスの影響で皆が自宅にいてもオンラインで大会を開催することができます。課題は無限にありますが、このe-sportsの魅力がもっとたくさんの人に伝わることを望んでいます。

個人的には、バイアスをもって見てしまうモノも、実際に足を運んで見てみると、そのバイアスがアップデートされることがあるという事を実感させられる出会いでした。是非あなたも身近なゲームなどあれば、e-sportsを一度見てみてほしいなと思います。


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