見出し画像

僕とドラゴンクエスト #3

大学生になるまでの貴重な休みを全てドラクエに消費してしまい、他の大学生たちに遅れをとってしまった。だが、僕は特に気にしていなかった。大好きなドラクエを心ゆくまで楽しめたのだから。

そして、バイトをしてテレビを買い、とうとう幼稚園の時に挫折したドラクエⅤとふたたび対峙し、感動したのであった。というのが前回までのお話でした。
これまでのお話はこちらです。

大学生の初めは授業についていくのがやっとだったので、ゲームはドラクエⅤをするのが精一杯だった。大学の講義はほとんど何を言ってるか分からなかった。難しい授業でもとりあえず出席してレポートさえ出せば可はもらえたのでなんとかなった。
哲学の講義がいちばんの楽しみだったのだが、あまりにもゆっくり講義が進んでいく。そして3限という昼御飯のあとの講義だったので、ほとんど眠ってしまった。
あとは、語学と、一般教養(うちの大学では教養原論と呼ばれていた)で時間割はほぼ埋まっていた。1回生の前期後期は、ほぼ取る授業が決まっていたように思う。あまり面白くはなかった。


夏休みになると、僕は、DSのドラクエⅣを買った。
主人公の勇者の物語が始まるのかと思ったら、その仲間たちの話から始まるというオムニバス形式。これはキャラに愛着が湧くなと思った。
それぞれのキャラたちが、なぜ旅に出ることになったのか、というのが細かく描かれていてとても面白かったが、勇者のターンが回ってくるのに結構時間がかかった。
Ⅴ同様にパーティを自由に変えられる。ただ、Ⅴは、人間は仲間になるものの子供達くらいしか使わず、ほぼモンスターパーティーだったので、人間だけで冒険するのが、新鮮だった。モンスターが仲間になるシステムは、ドラクエⅤ、Ⅵだけかな。
Ⅷは仲間にはできるけど、モンスターをパーティーに入れることはできなかった。

いちばん不憫なのはブライだろう。
ブライはおてんば姫アリーナを護衛する?魔法使いのおじいちゃんなのだが、ほとんど使った覚えがない。
挙げ句の果てには、なんだったかな、たしか、勇者たちに濡れ衣を着せられて、その無実を証明するために何かをする、みたいな場面があって、そのために人質を置いていけ、といわれたので迷わずブライを選択した。
おじいちゃんになんてことを…

ちなみにいちばん好きなキャラクターはアリーナである。これは全シリーズ通して不動の一位である。会心の一撃を何度も繰り出し、はぐれメタルを狩る姿になんども励まされた。

そして、これはファミコン版にはない?要素だと思うのだが、終盤には宿敵だったピサロが仲間になる。強すぎ。

DS版ドラクエⅣをクリアしたあとは、DS版ドラクエⅥを買った。
Ⅵはスーパファミコン版だとモンスターが仲間になるらしいですね。
DS版はそれがなかったのが悲しかった。バトルレックスは仲間になったけど。

テリーのワンダーランドとようやくつながる

あのテリーはⅥに出てくる孤高の剣士だったのか!
確かにわるぼうに拉致されていったお姉さんはミレーユだった。
モンスターズでもバトルレックスと戦う場面があったし、
あれ、だれだっけ、あのむきむきのブーメランパンツの、
あデュランだ。
ここで、テリーのワンダーランドでみた風景と繋がる。

Ⅵはストーリーがめちゃくちゃ好きなんですよね。
カッコ良いBGMが鳴り、城に乗り込むところから物語は始まる。そしてムドーにやられた???あれ、という始まり。目が覚めたら、パパスの代わりに可愛い妹がいました。世界の違和感を拭えないままストーリーを進めていくと、しだいにその真実が明らかになっていく。
ハッサンの、あれなんでおれこんなに建物建てるの得意なんだろ?みたいなシーンがあるのですが、そこが好き。
ストーリーを進めていくにつれ、話の筋が分かった時には鳥肌が立ちましたね。
なるほど、そういうことだったのか、この世界観はドラクエXのver2に通づるものがありますね。

テリーは、めちゃくちゃ強い感じで描かれているのにいざ仲間になると、そんなに強くない。なぜ。ほとんど使った記憶がない。ハッサンの正拳突き、最高。


とⅣ、Ⅴ、Ⅵ、いわゆる天空シリーズを堪能したのであった。
スターウォーズと一緒で数字の順番じゃないんですよね時系列が。
えっと、どの順番だったかな。忘れました。
今度のⅫは一体どこに加わるのだろうか。それともいっそのこと何億年後の宇宙戦争になっているのかもしれない。

今回はここまでです。


サポートしていただけると、とてもうれしいです。いただいたサポートは書籍の購入や創作の活動費に使わせていただきます。