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日記7月17日(水)

今日はメンタルクリニックへ。
通院するのが実はいちばん疲れる。なのではやく抜け出したい。

帰りにコメダ珈琲に寄る。
ブローティガンの詩を読んで一息。
詩は良い。

電車の中では、『薔薇の名前』を読みすすめた。
相変わらず難しい、そしてミステリー要素もあるので、なかなか読み進めるのが難しいが、少しずつチューニングがあってくる感覚がする。
初めましての著者の本は、そこにたどり着くまでに少し時間がかかるが、なんとか読み進められそうだ。魔術的面白さがこの本にはある気がする。

海外文学というのは、あまり読んでこなかったのだが、最近は色々読むようにしている。
マルケスの『百年の孤独』を読み、ドストエフスキーの長編を読破し、カフカの長編を読破した僕は、海外文学を読む体力がつきつつあるようだ。

難しい本や長い本というのは、そのものを理解することも大事だが、やはり読み通すということで得られる力というのはあると思う。

これから先、いつ難解な本を読むかわからない、長い本を読まなければならないかわからない。学生時代のようにまた論文を読まねばならない日が来るかもしれない。
そうなったときに、たくさんの本を読んだ、というのももちろん大事だが、骨の折れる読書体験というのも必要になってくる。
要するに冊数にはあまりこだわらない方が良い。と思っている。


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