日記10月3日(木)天気くらい気にしても良いよね。
ウルフ『灯台へ』を読んでいる。そこでは、登場人物が明日の天気の心配をしている。素敵だと思った。
僕も、明日の天気は気になって仕方がない。どうにも体調に影響が出るからだ。
天気が悪いと、身体は重く、辛い。
先日本屋でたまにはビジネス系の本でも読んでみようかと、立ち読みしていたのだが、「天気など自分ではどうにもならないことを考えても仕方がない」と一蹴された。全くもってその通り、正論である。
だけど、世の中、正論を振りかざせば良いってもんじゃないんだよ、と僕は思う。
きっとこの著者はスポーツ観戦も嫌い、もしくは一度もしたことがないのだろうな。
余計なことを考えて、いらん心配して、不安に苛まれて、まあそういうのが人生じゃないかなって思う。
不安なんかなくならないし、不安があるからこそ、そこに喜びがあるのではないか、と言いたくなってしまう。
とはいえ、不安なんていらない。ない方が良い。
だけど不安が全てなくなった状態というのがどうにも想像できない。
仏陀風のよくわからんのが出来上がるだけなのではないか。(これは言い過ぎか)
うまく付き合っていく、というのが良いのだろうな。とはいえ僕はうまく付き合っていくのが苦手である。どうしたものかなあ。
毎日不安だし、仕事辞めたら、それこそもっと不安に苛まれるかもしれない。とはいえ、今から考えても仕方のないことなので、一旦保留しておくことにする。
文学フリマにむけて原稿を少し書いた。
すこしでもよいものが書けるよう、日々修練である。
サポートしていただけると、とてもうれしいです。いただいたサポートは書籍の購入や創作の活動費に使わせていただきます。