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日記9月12日(木)

生きるとは、何だろうか。
最近は、灰色の心で働いている。
それでもこうして机に向かっている。
何かを書いている時間が、僕の心をほぐしてくれる。
もしも、何も書けなくなったら、と思うと怖い。
机に向かうことをやめてしまったら、僕はどうなってしまうのだろうか。
辛さと共存できているからこそ、何かが書けるのかもしれない。
そこに幸せを見出す可能性をまだ、捨てきれないのだ。

あまりにも完全な地獄は、楽園と同じように不毛である。(p103)

シオラン『生誕の災厄』(紀伊国屋書店)

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