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【4~5月度】DIYへの興味、高まる

コロナによる自宅待機の影響は、DIYにチャレンジする人の増加につながった。

DIY(Do It Yourself)とは、プロではない一般の人が自分で何かを作ること。直訳の通り、『自分でやる』ことである。

4~5月は、緊急事態宣言を受け、強制的に自宅時間が増えた。

家でできることを探した結果、DIYにたどり着いたようだ。

私が働く会社は、自動車部品やバイク部品に塗る塗料をホームセンターで販売している。

その商品の売上がこの2ヶ月で大幅に増加している。

グラフ4

前年比125%の伸び率で、6月の注文もたくさん来ている。

一般社団法人 日本DIY・ホームセンター協会の月例調査・速報によると、

4月度単体で、全国のホームセンターの売上が前年比106.2%と増加。

内、【DIY素材・用品】の構成比は、全体の28.7%。前年比110.2%と大幅に増加している。

来店客数はさらにすごい数字となっている。

2019年4月8,837万人が2020年4月9,899万人と1,000万人も増えている。


これまで塗料をDIYで扱ってもらうため、様々な取り組みを行ってきた。

展示会に参加してみたり、雑誌に掲載してみたり、You Tubeを始めてみたり、インスタを更新してみたり、、、何をやってもダメだった。

塗料という扱いにくい商品は、なかなか一般の人には浸透してくれない。

それが、皮肉にも、コロナによる自宅待機のおかげで売上が伸びた。

モノを売るのはむずかしい。流行をつくるのもむずかしい。

これを機会に、塗料を自宅で気軽につかえる、、、そんな日本の文化をつくれたらと妄想を膨らませた。

ありがとうございます!