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資質の"アンバサダー"になる

ある企業からの依頼で「ストレングス・ファインダーの34資質の解説動画を制作して、納品する」というお仕事があり、昨日ちょうどひと区切りつきました。

社員の方はいつでも動画にアクセスできるようにして、自分や周りのメンバーの資質についての解説動画を見て、ふーんなるほど・・と理解を深めてもらったり、仕事で資質を活かすヒントになればいいなーと思っています。

社員全員がストレングス・ファインダーを受けていて、それを踏まえた組織づくりをしていることが、そもそも素晴らしいですよねー!

メンバーをプロジェクトや何かの役割にアサインする際のミスマッチがだいぶ減らせるはずだし、お互いの特性を理解した上で、気持ちのいいコミュニケーションができるのは間違いないです。

資質一つ一つについて改めて深掘りして解説してみると、僕自身も「なるほどーこの資質ってこういう活かし方もあるよねー!」という発見がたくさんあって、個人的にもめちゃくちゃ面白かったです。

おかげで、思ってたゆうに3倍は撮影に時間かかってますw

で、撮影を終えて、改めて動画を見返してるんですが、資質によって動画の尺の長さやしゃべってる熱量に微妙に(明らかに?)差があるなと。

なるべく偏りなく、解説を入れようとは思っていたものの、なんだかんだ言って思い入れがある資質というのがありますねー。

・個別化

・共感性

・成長促進

・原点思考

とかは、自分でも明らかに熱量がこもってるのが分かります。

まぁ自分のTOP5に入ってるから、そりゃー実感もって語れるよねという話ですが。

あと、自分のTOP5に入っていなくても、その資質に該当する人の顔が思い浮かぶものはめちゃくちゃ解像度が高いです。

「ポジティブと言えば、XXさんだよね」みたいな感じで。

「落ち込んでる相手にポジティブの押し売りは逆効果です」とか、絶対特定の誰かの顔が浮かんでないと書けないですw

それで思ったんですが、組織でストレングス・ファインダーを導入する場合は、例えば「私は『個別化』の顔(アンバサダー)になります!」というのを自分で決めて、「個別化ってこういう資質なんだよー」というのを、エピソード付きでみんなに教えてあげると良いと思います。

そうすれば、資質を聞いたらその人の顔が思い浮かぶから、資質についての解像度がめちゃくちゃ上がるし、同時にその人自身のキャラクターもよく理解できるようになるから、相互理解が深まって二度美味しいです。

そういうのを5分ぐらいの短尺動画で撮っておいて、いつでも見れるようにしておいたら良いですよねー。

新しくジョインした人も、まずはその動画をひと通り見れば、みんなのキャラが一瞬でつかめるようになるし。

オンボーディングにも役立ちそう。

社員が増えてきたら、「個別化のアンバサダーはあなたに譲ります!」みたいな代替わりをしていけば良いし、個別化を持ってる人たちで”『個別化』飲み”を開催するのも楽しいだろうし、いろいろ発展できそうです。

というわけで、例として、そんなに多く見かけないのであまり理解されてない気がする「原点思考」のアンバサダーとして、勝手に資質を代表して解説させてもらいます!!

#この流れなら個別化だろ絶対

○原点思考

・過去について考えるのが好き。 歴史をたどることにより、現在を理解する。

・英訳は「Context」、文脈やそこに至る物語を大事にする

・口ぐせは「そもそも」で、話が盛り上がってる時に水を差して空気を壊しがち

・プロジェクトに途中からジョインする時には、どんな目的や初期仮説から始まっていて、どういう経緯で現在の状況に至っているのか?を理解したい

・人との信頼関係を築く際にも、その人の生い立ちやバックグラウンドを知って、過去から現在に至る経緯を知ることで相手を理解しようとする

・成長する上での課題は、過去に固執すること、状況が変わっているのに過去からの経緯にこだわってしまう

・これからどうする?という未来志向に思考が向きづらい

・物語に影響されやすい、物語として捉えてしまうことで、客観的な判断ができなくなる

・成長の方向性としては、物事を前進させるために、文脈や過去のストーリーを参照したり、みんなに思い出させることができるようになる

・例えば、最初にチームを結成した時の初心を思い出させることで気持ちを新たにする

・組織のビジョンを共有する上で、大きな物語として捉える視点を提供することでみんなが自分事化するのを助ける

・向いている仕事は、歴史学者、考古学者、ストーリーテラー

・向かないのは、未来予測、臨機応変さが求められる仕事

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