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ジョージア•サテライツ (&尊富士)

尊富士、優勝しましたね。一昨年初土俵を踏んだばかりの力士が新入幕で初優勝!久しぶりに大相撲で興奮しました。

フォローしているぺこらさんの所で唐突に、昔の力士、北天佑の動画を見ましたけど、これがスゴイ。
北天佑、小錦を左手一本で投げ飛ばしてます!寺尾との張り手の撃ち合いは壮絶!千代の富士との対決は両者釣り合いの攻防と筋肉がすごい!大乃国との一番での時間前、北天佑の後ろ姿の尻と脚が筋肉隆々で、まさに金剛力の身体で驚きます。

私は80年代前半、千代の富士が横綱の時代に毎日のように大相撲をTVで観てまして、何故かというと、例のレンタルレコード店の先輩店長がチャーみたいな髪してるのになぜか相撲が好きで、店内でハードロックを流しながら店のTVは大相撲中継が映ってるという状況でした笑 寺尾、小錦、北勝海のサンパチ組や北天佑が懐かしい。

この一週間は、世間は慌しかったですね〜大谷選手のご結婚→通訳氏が賭博で解雇→尊富士新入幕優勝→大谷選手が会見。
これは春の嵐です!お天気も暖かくなったり寒くなったりと、三寒四温の季節です。

昔、三寒四温という言葉を気に入って使い過ぎて失敗したことがありました。ルート営業をしてた頃、毎週会う沢山のお客さんとお天気の話しなどで春先は「昨日は暖かかったのに、また今日は寒いですよね〜三寒四温の時期ですね」とよく言ってたら、ある人に「あなた先週も三寒四温って言ってたわよ」と笑われました。

最近思うのは、逆の立場になって「この人また俺に同じ話ししてる…」という場面がけっこうあって「この人俺に言ったこと覚えていないのかなぁ…何だかなぁ」と思います。まあよくある事ですけど、歳とったなとか思われたくないですし、私も気をつけよう…。

春の嵐といえば私はあの頃、
ジョージア•サテライツ

80年代後半、音楽シーンでは私の好きじゃない感じがまだまだ続いてました。ダンスミュージックや嫌いなユーロビートや電子音楽、ZZTopさえもシンセなサウンドで、もう真っ当なアメリカンロックの時代はもどってこないのか?なんて思っていました。

そんな86年、ルーツロック厳冬の時代に、アメリカ南部アトランタの田舎のパブからそのまま出てきたようなパワフル&ストレートなロックンロールバンド、ジョージアサテライツは、なんと全米チャートの二位まで駆け上がります。春の嵐だー痛快!

ジョージアサテライツ 1st. 1986年

1st 大ヒット

「ちょっとちょっと!80年代さん、忘れちゃいないかい?ロックンロールを!カンタンなんだぜ!俺たちが教えてやるよ」

この豪快さはまるで北天佑の強烈な投げ技じゃないか!ザクザクしているバンドサウンドは、千代の富士の鋼の身体じゃないか!千代の富士vs北天佑のがっぷり四つの釣り合いは、このバンドの二本のラウドなギターの絡みではないか!(最後の例えはちょっと、ちがうかも)

ジョージア•サテライツは、80年代後半、ビジュアル優勢な当時の音楽シーンに、ダン•ベアードはTシャツ&ジーンズ姿、バンドもローカル感丸出しで登場します。

この頃こうしたアメリカ南部のストレートなロックは他にもスティーヴィーレイボーンやファビュラスサンダーバーズなんかもいましたし、その後のブラック•クロウズの登場も良かったですけど、ジョージアサテライツは86年というキラキラチープ真っ盛りな頃に出現したということが、凄いんです。

2nd、1stと同じ感じでイイ

そしてその頃盛んだったLAメタルの流行とも相まって人気上昇、来日もしました。当時観たライヴは素晴らしかった。一番覚えているのは、ラストのキープユアハンズ〜の時だけ、ダン•ベアードが手拍子を求めてきて凄く盛り上がったのです。それまでMCもなく聴衆を煽ることも無くひたすら疾走し続けて、ラストのキメ曲で手拍子で会場一体になった盛り上がりはカッコよかった!

来日時の面白いエピソードについては、私がフォローしているRyoさんのスゴイ話があります。「酔っ払って?会場の外でひとりで迷子になってフラフラ歩いてるダン•ベアードをRyoさんが偶然道端で出会って、本人のライヴ会場の警備員に引き渡した」と。
(うる覚えですがRyoさん、あってますか?)

3rd   ちょっと落ち着いた感じもイイ

あと、ネットで読んだエピソードでは、インタビューで彼らの出身のアトランタと、どこか隣街との音楽性の違いを問われて「アトランタの方が音がデカい」とだけ答えていたのが笑いました。それしか無いんかい!

この1stのアルバムについては富崎さんの記事が大変参考になります。

三寒四温も過ぎますと、
そろそろ桜が咲きますね。

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