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家庭菜園もそろそろ終わり

今年の家庭菜園も、そろそろ終わりになってきた。今年は、夏が異常に暑かったせいで野菜の生育が悪く、暑さが収まってきてからようやくナスもトマトも大きくなってきた。

しかし時すでに遅く、ナスは生い茂ってきたが花を付けず、よって実が成らない。トマトもようやく実をたくさん付けてきたが、赤く熟す前におそらく霜でダメになるだろう。大根は、いつもの半分くらいの長さしかない、カブとダイコンの合の子みたいなものばかり。

野菜不足で高値の折りに、こんな時こそ家庭菜園の良さを女房殿に見せつけようと意気込んでいたのだが、プロの農家ができないのに素人の家庭菜園で野菜が採れる訳がない。そんな感じで、今年は不作。残念だ。

いつも通りなのは、秋まきの小カブ。暑さが収まってから種まきしたので、当然と言えば当然だが。まあ、これがまた葉っぱまで甘くて歯触り良く、味が濃くて美味しいので、それがせめてもの慰みだ。

今年は、小カブと一緒に「茎立ち菜」というのを播いてみた。別名「雪の下」と言って、一冬雪の下で過ごし、春に成長してその茎と葉を食べる菜の花の仲間らしい。今、小さな芽を出しているが、本当に一冬雪の下で過ごして春に成長してくれるのだろうか。ちょっと不安だが楽しみだ。

これからつらい冬を耐える日々が来るが、それを越えて迎える春に一つ楽しみが増えた。

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