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Featured Projectsに行ってめっちゃ良かったという感想

先週末にFeatured Projects 2023に行ってきました。

Day2に参加して、マーケットや展示を見て回ったり、「暮らしを更新するデザインとテクノロジー」と「哲学対話:明日を拓くものづくり」の2つのトークセッションを聴いてきました。

少し日数が経ったけれど、せっかく色々感じて考えるきっかけを貰ったので、感想としてまとめておきたいと思います。

※ただの感想で、イベントレポートやサマリではありません。自分の思考整理と、運営の方々めっちゃ素敵なイベントをありがとうございました〜!という気持ちで書いています。

久しぶりのオフラインイベント

最近はイベントをオンライン参加することが多かったので、数年ぶりのオフラインイベントでした。

忘れてたけどオフラインのトークセッション、めっちゃ良い。イベントの雰囲気等、オンラインでは味わえないオフラインの良さがあることは理解しつつ、トークセッションについては想像以上に良かったです。

ただの情報収集としてなら、オンライン参加できるのであれば、その方が時間的なコスパが良いというのはあるけれど、会場だとスピーカーの方の雰囲気や人となりを直接感じられました。話される姿を見て、聴いて、一つひとつ「言葉を紡ぐ」ってこういうことなのかな、と思ったりしました。すごく心地が良い空間でした。

自分とは少し離れたテーマのトークセッション

普段はデジタルのデザインの仕事をしているので、「暮らしを更新するデザインとテクノロジー」を聴いて、モノに対するデザインの視点が新鮮でした。

柴田 文江さんが「すべてのモノは平等」「片方の手は人と、もう片方の手はテクノロジーと。それを繋ぐのがデザインの役割」というようなお話をされていて、他にもいろいろな例えや言葉選び、ものごとの捉え方が素敵でした。学ぶことが多かったと同時に、話されている内容が自分自身にすごく浸透してくる感覚になりました。

哲学対話で考える「ものづくり」とは

対話という形式のトークセッションで、自分でも考えながら話を聞けて面白かったです。

催し物という枠組み上、進行の難易度がかなり高いなと思いつつ、自分も話に参加したり後で誰かと語りたいと思うくらい、没頭して聴いていました。こういう時間は結構好き。

自分のWhyに向き合う

トークセッションの後に悶々としたので、ひとまず自分にとっての「ものづくり」の周辺を整理してみました。(トークテーマとしては「明日を拓くものづくり」ですが、一旦「ものづくり」にフォーカスしてます)

会場で上がったキーワードを自分の中でマッピングしてみた

あくまで関係性と内包の概念だけを示したもので、もちろん大きさや重なり具合は人によって解釈が違うかと思います。

こういう視覚化したものをベースに誰かを喋りたい

セッション中に「好きなことをやっていいと言われると作れない、そうはなりたくない」という話がありましたが、まさに自分だな〜と思ったりしました。

もともとは「何かをつくることが好き」というところから「デザイナーになりたい」という気持ちがスタートしていますが、仕事をするにつれて「誰かがほしいと思っているものを形にするのが楽しい」という感覚が強くなってきました。

悪く言えば、自分の創作意欲は仕事に染まって、当時のものづくりに対するアイデンティティっぽいものは崩壊したのかもしれないです。仕事をする上では「誰かに喜んでもらう」ことをモチベーションの主軸に置いた方が、圧倒的にストレスなく働けるということも思っています。仕事をするための仮の動機付けが、知らないうちに本来の「つくりたい」という気持ちと挿げ替わっているかもしれません。

あるいは、「つくること自体が好き」と同じくらい「誰かに喜んでもらうのが好き」という感覚はあるので、自分にとって「自分が楽しいと思うものづくり」と「誰かを喜ばせるものづくり」は、ほぼイコールなのかもしれないです。思い返すと、「何を」つくりたいかは昔からそんなに無いな〜と思いました。

現状の自分のスタンスに特別不満があるわけではないけど、自分のWhyはどこだろうかと、今も書きながら右往左往してます。

ひとまずは、しばらく自分起点で何かをつくることから離れていたので、久しぶりに何かつくりたいなと思いました。いろんなことを再考する、良いきっかけをいただきました。

余談

こちらのツイートを参考に、私もChatGPTにコーチングしてもらいました。

有り難いアドバイスをいただきました。

最後に、ものづくりを始める前に、何を作りたいかを明確にすることが大切です。具体的なアイデアをまとめたり、他のものづくり愛好家やプロの方々と交流してアドバイスをもらうこともお勧めします。どうぞ楽しみながら、自分のスキルや興味を追求してください。

私が欲しいのはそこなんだよ。笑

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