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「出会う」と「知る」という人生の愉悦

新しいもの、自分の知らないものが
目の前に現れたとき……

それを頭ごなしに全否定するのは、
「知らないものにたいする恐怖」
と 
「それを受け入れたときの変化にたいする恐怖」
があるからだと思うんだよね。
 
でも、この世界を
「好奇心」をもって眺めている人の場合、
反応が大きく違う。

恐怖を感じて否定するどころか、むしろ、
それを知ろうとして行動しはじめちゃう。
だから、結果、ひと足先に成長する。
 
かつて……、

ワープロなんていらない!
パソコンの時代なんてくるはずがない!
携帯電話なんて持つ必要なし!
iモードなんて知ってどうする!
インターネットなんてオタクがやってろ!

なんて言って、当時の若い人たちの斬新な企画を
頭ごなしに(しかも気軽に)潰していた
罪深きおじさまたちが、いま、老人になって
せっせとスマホを使っているんだもんね(笑)

新しいものや知らないものへの対処の仕方って、
頭ごなしの否定から入っても、
あまりいいことないんだよね、きっと。

あ、もちろん、大自然のなかで
サバイバル生活をしていて、
ふいに知らない生物と出くわしたときなんかは別だよ(笑)
そういうとき、人間のカラダ(脳)は
自分の命を守るため、自動的に恐怖を感じるように
できているらしいけど。

とにかく!
 
新しいモノ、新しい思想、新しいアイデア、
新しい時代感、新しいイメージ、新しい存在……、

そういうものに出会えたら、まずは否定する前に
それがおもしろいものかどうか、
本当に恐怖の対象なのかどうか、
好奇心をもって眺めてみて、
ついでに少しでも知るための行動を
とってみるといいんじゃないかな?
 
そもそも「出会う」と「知る」って、
人生における大きな愉悦だからさ。


アディオース\(^o^)/
森沢明夫

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