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“豊かさを受け取ること”を許可する〜さやかさんセッションレポ〜

2月1日、関東滞在中にさやかさんのセッションを受けました!

さやかさんのセッションを受けるのは2回目。1回目はセッション100人斬りのタイミング。この時は対話から掘り下げていくセッションが初体験だったこともあり「どんな話になるのかなぁ」と内心ソワソワ。自分の中で何となくテーマを想像したりしていたけれど、当日は予想もしていない部分にスポットが当たり、思いがけず“心の内側”を話す結果になった。(まさに“あぶり出された”感!)

↑ 募集はすでに終了しています

さやかさんは、元々とても話しやすい雰囲気の方だけれど、私はご縁があって、昨年9月に参加した那須リトリートで同じグループだったこともあり、より肩の力を抜いて話すことができた。そしてシータヒーリングや“心のこと”について学ばれた、さやかさんならではのアドバイスはとても具体的で分かりやすい。1回目のセッションの後に勇気を出してアドバイスを実行してみると、心の詰まりがスッと取れたような感じがして、これまでの私はただ“悩みに気付いていないフリ”をしていたのではなかろうか?ということにも気付かされた。

前置きが長くなってしまったけれど、1回目のセッションがとても印象的だったので、さやかさんのセッション100人斬りが達成されたタイミングで、ぜひ2回目をお願いしたいと思っていました。基本的にセッションはオンラインだけど、今回は私が関東に行くタイミングで、再会も兼ねて対面でのセッションをお願いしました!

セッションは1時間。今回も深く掘り下げてもらいながら色々な話をしました。書ける範囲にはなりますが、さやかさんからいただいたアドバイスや得た気づきなどを書いていこうと思います。

さやかさんから見た“私の良いところ”は?

まず最初に、さやかさんにリーディングをしてもらい“私の良いところ”(やると良いこと)を伝えてもらった。

  • 旅行など、動き回る方が良い(同じ場所にいると気が滞る)

  • 感じたことや創作物を発信し、より遠くに・今いる枠の外の人たちに届ける(そのためにも外に出るのが良い)

  • 撮影はポートレートより、風景やスナップ撮影(動きのある自然な写真)が合っている

どれも多少なりとも自覚があり、聞きながらただ頷くばかり。遠くに出かけると、場所や人から受け取るエネルギーによって心が満たされるし、写真も風景やスナップ写真を撮っていると心が喜んでいる感覚がある。

本当はやりたいのに、我慢していることは何?

その後、さやかさんから「本当はやりたいのに我慢していることはある?」と質問が。どうやら胃の下、子宮の上あたりに“何か”あるらしい。我慢していること…??しょっぱなから答えに詰まる。

「・・・お金かな。」

しばらく考えてようやく出た言葉が「お金」だった。“我慢していること”とは少しズレるけど、今現在、仕事をしていない私は、夫が稼いできたお金を自分のために使うことに後めたさを感じていた。ちょうどこの日も、一人で東京に来ていることに罪悪感があったし…。

それを聞いて、さやかさんはこんなアドバイスをくれた。

  • 「行っていいよ」と言ってくれる夫の好意を「ありがとう」と受け取る

  • その体験を100%楽しむ

  • どんな体験をしたのか、夫に報告をする

こうすることで私が体験して得たエネルギーは夫にも伝わり、分けることができるらしい。このアドバイスを聞いた時、少し思い当たることがあった。実は前日の夜、1日の予定を終えてホテルにチェックインした私は、めずらしく夫に電話をかけ、出会った人や体験したことを全て話していた。内心「仕事中の夫には迷惑かな」と心配だったけど、夫も「へぇー!」と楽しそうに聞いてくれた。出来事を共有することで、お互いに安心感が芽生えたような感覚があった。

罪悪感や後めたさはもう感じなくて良い。夫の好意に感謝をして、その体験を100%楽しみ、報告をする。ずっと付きまとっていたモヤモヤが一つ解消されたような気がした。

子どもの頃、お金について学んだことは?

私は、口を開けば「節約節約」と言い、お金を使うことに対して非常にシビアな両親のもとで育った。欲しいものを買ってもらえない、欲しいものを欲しいと言ってはいけない・・・そんな葛藤が幼い私の中には常にあったように思う。

長らく自分の境遇を悲観していたけど、大人になってから分かったことがある。それは親自身が行きたくても行けなかった大学に、子どもたちには進学させてやりたかったという思い。その一心で長年節約をしていたということ。両親の努力のおかげで、私たち兄弟全員が希望の大学に入学できたので、今となってはとても感謝している。

そんな子ども時代の経験から、お金を大切に使い、目的のためにお金を蓄えることの大切さを学んだ。(心が疲弊するほどの極端な節約は良くないと思うけれど…!)

さやかさんは、子どもの頃の経験から得た“お金を大切に使う”という学びが、いつの間にか“制限”にすり替わっているのでは?と指摘をしてくれた。この制限とは、本当は欲しいのに“金額が高い”といった理由で諦めてしまうこと。これにはかなり心当たりがあり、正直、痛いところを突かれたな〜と思った(苦笑)高額なものを前にすると、どうしてもひるんでしまい諦めることが多い。でも本当に欲しいものや必要なものなら、手に入れた方が良いのは分かっている。。よし、今後は買うぞ。清水ダイブの覚悟で!

“ユキちゃん”との出会いから学んだことは?

さやかさんから「周りにお金持ちの人はいる?」という質問があり、そこから小中学校の同級生“ユキちゃん”の話になった。

ユキちゃんの家は大きな会社を経営していて、登下校は高級車での送迎、お家にはお手伝いさんがいて(まるで花輪くん!)、玄関ホールにはグランドピアノ、手入れの行き届いた日本庭園、離れにはお茶室があり、JOYという名前のおしゃれな洋犬を飼っていた。(めっちゃ覚えてるw)

私にとって“お金持ち”と言えばユキちゃんだった。そしてもう一つ、ユキちゃんに与えられていたもの。それは“文才”だった。

私とユキちゃんの共通の趣味は文章を書くことだったけれど、いつも周りから評価されるのはユキちゃんだった。小学生の頃、彼女の書いた詩や作文を教頭先生が絶賛し『ユキの世界』というタイトルをつけた冊子が完成した時は、子どもながらにとても複雑だった。

ユキちゃんとは中学校でも縁があり、私たちは同じ新聞部に所属した。取材をしたり多くの文章を書くなかで、彼女の書いた作文がとあるコンクールで『内閣総理大臣賞』を受賞し(!)その後、学校からの推薦で関東の名門高校に合格。卒業と同時に北陸の片田舎から都会へと軽やかに飛び立って行った。

“ユキちゃん”という存在について、さやかさんの見解は以下の通り。

  • “ユキちゃんのようになりたかった”と認めてあげることが大切

  • “豊かさ”を大いに受け取る姿を見せてくれた存在

  • もっと豊かさを受け取り、叶えていって良いというサイン

確かに、14、5歳という多感な時期に“豊かさ”を躊躇することなく受け取る姿を目の当たりにした衝撃は大きかった。当時は、ユキちゃんのことを自分とは別次元の人だと線を引き、すました顔でユキちゃんの門出を祝っていた私。でも本当の本当は、裕福な家に生まれたかったし文才も欲しかった。私もユキちゃんのようになりたかった・・・。

さやかさんに「ユキちゃんと一度会ってみるのもいいのでは?」と言われたが、ユキちゃんとはもう20年ほど会っていないし、連絡先も分からない。

  • 受取り上手な人

  • キラキラしている人

  • 楽しみながら稼いでいる人

  • エネルギーの回し方が上手な人

こういった人に会うとその人のエネルギーから影響を受けるのだそう。セッションの時は「連絡先知らないから〜」と流していたけど、その後、ふいに気になりLINEの友だちリストを見ると、なぜかユキちゃんがリストに追加されていて震えた(本当になぜ?)。勇気を出して20年ぶりに連絡する?どうする!?と、現在、絶賛まごまご中…!

父親との関係から学んだことは?

父親との関係は、さやかさんのアドバイスと現在の私の心境を中心に書こうと思う。

さやかさんのリーディングで見えた幼少期の私は「戦いの中にいて、その戦いに巻き込まれるイメージ」だったらしい。父の激しい怒りの感情に振り回されることが日常だった私は「これ以上、父の怒りに巻き込まれないためにはどうすればいいのだろう」といつも自分を守ることばかり考えていた。大人になった今なら、父のそれが“理不尽”だと分かるけれど、子どもの頃の私は、ただただ「私が悪い」「私が間違っている」と思うしかなかった。今でも少なからず自分を否定してしまう癖は、幼少期の経験が大きく影響しているんだろうと思う。

さやかさんからのアドバイスは2つ。

  • タイミングを見て父親に「私は今後、こうゆうスタンスでやっていきたい」と伝える(完全に突き放すわけではなく、自分のスタンスを伝える)

  • 昔を思い出したりモヤモヤしたら夫に話を聞いてもらっても良い。そして当時の自分に「つらかったね、悲しかったね」と言ってあげる

子どもの頃の話になるといつも泣きそうになるのだけど、実際、ここ数年の私のメンタルが安定しているのは、夫に繰り返し話を聞いてもらえているからだと思う。その都度、今いる場所が“守られた場所”だと認識でき、心の底からホッとする。そしてこれからはさやかさんのアドバイス通り、あの頃の私に「つらかったね、悲しかったね」と声をかけてあげようと思った。

さやかさんからは「さとこさんはお父さんを反面教師にしながら、“本当の愛とは何か”を学ぶ人生なのかも」とも伝えてもらった。幼い頃に体験した出来事はとてもつらかったけれど、私の人生に起こるべくして起こった出来事だと思っているし、あの経験を積んだからこそ、見えてくるものや感じられるものがあると思っている。

ちなみに以前、加茂谷真紀さんのセッションでも“本当の愛”というワードが出たことを思い出した。母の病と死も、私たち家族にとって“愛”に繋がる学びの一つだった。苦しみから逃げ出さずに乗り越えていくことで、少しずつ本当の愛が見えてくるのかもしれないとあらためて思う。

豊かさを受け取る覚悟を決めるのは“今”

セッションの後半にさやかさんが伝えてくれたこと。

  • 今、“豊かさを受け取る”というフェーズにきている

  • 自分の中の制限を外す

  • 好きなものは好き、欲しいものは欲しいと言って良い

  • 自分のお金で買うことだけがマストではない(誰かから貰っても良い)

「今回のセッションテーマは“豊かさを受け取る”だったね」とさやかさんが言ってくれた時、これまでずっと受け取ることに対して一歩引いていた自分の姿が思い浮かんだ。「受け取っていいのだろうか」「私は残りものから選ぼう」そんな遠慮や制限からはもう解放されて良いと分かると心が軽くなるけど、まだ少し不安が残る。

でも、某yjさんの2023年上半期の蟹座の運勢も『優しさ銀行が満期になり、リターンを“受け取る”』だったし、先日のYT_LIVE_018も、蟹座の“本気出すべきところ”は“受取り上手”だったので・・・これは本気出さねばっ🦀

おわりに

さやかさんのセッションでは、過去の自分は“どう感じていたのか”を丁寧に掘り下げてもらえるので、心の中が少しずつ整理されていく感覚がありました。そして、いつの間にかフタをしていた幼少期の経験、そこから得た学びが引き出されることで気づきが生まれ、当時の出来事を新たに受け止め直すことができました。自分一人だとどうすることもできなかったモヤモヤも、さやかさんの明確なアドバイスによって一つずつ解消されていく感覚が心地よく、また少し“本来の自分”に近づけたようで嬉しいです。今回の気づきをじわじわと自分の中に染み込ませられたら、またぜひセッションをお願いしたいなと思っています😊

自分と向き合いたい、自分の思考の癖を知りたい、自分の心を解放させたい方などに、さやかさんのセッションは本当におすすめ。私もさやかさんと気軽にお喋りする感覚でセッションを受けましたが、予想以上に多くの気づきを得ることができました!

↓セッションについてはこちらからどうぞ!

省略した箇所があるにもかかわらず、気がつくと5,000字超え…(驚)最後になりましたが、長文にもかかわらず読んでくださった皆さま、そしてさやかさん、本当にありがとうございました!

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