情報カードとノートのお話

情報カードというものがあって、みんなが試験のときに使用していた単語カードを大きくしたようなものなのだけれど、自分はけっこう前から使っている。といっても、使うのはほとんど私用のときなんだけれどね。自分が使っているカードはA5、6×4、5×3のカードでそれぞれ目的が違う。


1 5×3情報カードの使い方

5×3情報カードは単語帳として使っている。昔はなんでもこのサイズのカードに書いていて、一番たくさんあるのだけれど、やっぱり紙面が小さくて、たくさん書きたいと思っても書ききれないことが多かった。だから、今は、単語帳として使っている。
単語帳は、本を読んだり、ニュースをみたり、あるいは、どこかで目にしたりした言葉で、ピンときたものとその意味を書きつけている。具体的には毎日1枚インスタグラムにアップしているけれど、こんな感じ。

最近作ったカードたち

ときどき、書いたカードを眺めていると、こんな言葉あったなあなんて思えて楽しかったりする。でも、今、単語帳を作ろうって思うなら6×4情報カードを使っていたかなって思う。やっぱり5×3情報カードは小さく感じるからね。

2 A5カードの使い方

A5のカードは実は市販されていない。印刷屋さんにお願いして作ってもらったものになる。このカードは考え事をするときに使っている。たとえば本を読んで「んん?」ってなったときとか、カードに書き出して整理したりする。こういうときは紙が大きいほうがいいからね。昔はA4のコピー用紙とか使っていたんだけれど、結構、紙面が余ることが多いから半分のA5サイズにしてみたって流れ。

A5は紙面が広いので整理するのに向いている

これを市販品で対応しようと思うなら京大式情報カード(B6サイズ)でいいと思う。
いま印刷してもらったカード使い切ったら京大式カードにするか迷っているところ。だいぶ先になると思うけれど。

3 6×4情報カードの使い方

それ以外は全部6×4情報カードに書いている。プライベートなことが多いのでお見せできるものがないのだけれど、A6サイズのノートとセットでジョッターに入れていつも持ち歩いている。

じつは6×4情報カードよりノートのほうが使っている

A6ノートは何かメモっておこうと思ったら使うノートになる。今日やろうと思っていることとか、買ったものとか、そういう些細なものから、考えていることとか色々書きつけている。出かけた先で書いていることが多いかな。
ちなみに写真のジョッターはここで買いました。サイズ感がいい感じなのです。

4 なんで情報カードを使っているのか

ありきたりな理由なんだけれど、梅棹忠夫さんの知的生産の技術を読んだからというのは間違いなく大きい。ただ、もう一つ理由があって、自分がいままで使っていた紙関係では一番保存に強かったというのがある。
たとえば、10年前に書いたメモとかって結構簡単になくなっちゃうけれど、情報カードだったらちゃんと保管されていた。こんな風にね。

今はこういう使い方していないけれど、昔のカードをみるのはたのしい

なぜなら、情報カードにすることで保管方法が確立されたからだね。そういう意味で自分に合っていたのです。
情報カードは万人にお勧めできるアイテムではないと思うのだけれど、興味があるなら、自分が必要だなって思うサイズより一回り大きいサイズのものを買うといいと思います。