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ラジオ-可能性が広がるメディア

ラジオ。この記事を読んでくれている皆さんは、ラジオは普段聴くだろうか。

筆者は、日常的にFM局を聴いている。長年のラジオ愛聴者としては、もっと評価されてほしいメディアだと思う。また、もう少し今よりも機能的になるべきだと、日々思っている。

ここでは、筆者がラジオについて普段から感じていることを綴っていく。ラジオを聴く人もそうでない人も、構えずに読んでもらえると嬉しい。

【よい点】

一つ。同時に別のことをしながら情報を得られるメディアだということ。いわゆる、「ながら」行動ができる。洗濯物を干しながら、料理をしながら、ネットサーフィンをしながら。手元では自由に動いていながらも、同時に他の情報を得ることができる。

一つ。新たな発見を得ることができるメディアだということ。イベント情報、音楽、見知らぬ誰かの体験談。例えば、ラジオからふと知らない音楽が流れてきて、「あ、この曲いいな」と感じてラジオ局のHPへアクセスして曲を調べ、アーティストや曲名を知るとする。その瞬間は、知らなかった音楽との新たな出会いとなる。音楽に限らず、自分で何かを調べるだけでは、当然ながらどうしても偏りが出るし、集められる情報量にも限度がある。筆者もこうして、様々な音楽やイベントに出会ってきた。

一つ。番組の司会進行者(ナビゲーター、DJと呼ばれる)の人となりを感じることができる、血の通ったメディアであるということ。聞こえてくる「人の声」に癒されるメディアであると感じている。話し方、相づち、笑い声など、耳からの情報だけでも、話し手の性格や雰囲気が想像できる。姿(視覚)が見えない分、聴覚が鋭くなるから尚更だろうか。

【気になる点】

一つ。緊急時に情報を流すのが遅いということ。例えば、地震速報の遅さ。ある日、ラジオを聴いている時に地震が起きた。その時は音楽が流れている最中だったのだが、ご丁寧にワンコーラス終わってから、地震のニュースを伝えていた。速報として伝えるべき事柄なのに、タイミングを見計らって綺麗に伝えようとしている場合か、と少々呆れてしまった。残念ながら、速報の速さ・情報量はテレビのほうがまだ勝っていると思う。

一つ。トークと音楽とで音量が違うこと。音楽のほうが音量が大きいなと最近、気づいた。それまで適した音量でトークを聴いていたのに、音楽が流れるとともに音量が変わる。わざわざ調節しなければ気がすまないほどの時もある。意図的なのか、設備の問題なのか、真相はわからない。

いろいろ書いたが、筆者は、それでもラジオが好きだ。

ラジオは今や、インターネットが繋がる環境であれば手軽に聴ける時代になった。

あなたも、好きなことをしながら、ラジオから新たな出会いや何かを感じてみるのはいかがだろうか。

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