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休み明けのお土産文化、やめません?
ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始。長期休暇の時期に、お菓子を配ったもしくは配られた経験があるオフィス勤めの社会人もいると思う。
そう、休みを取った人が、チームの全員にちょっとしたお菓子を配るあの風習。あれは、なぜなのだろうか?
休みを長期取ることで自分の分まで仕事をしてくれたことへのお礼?謝罪?皆への日頃の感謝の表現?場の雰囲気?
上記に加えて、日本人的な「粗品ですが」感覚、それと「私ももらったからお返しをしなくては」感覚ではないかと思う。
休み明けのお菓子配り、正直いらない行動だと、私も思う。(以前に同じようなネット記事を見ていたので、賛同の意味も込めて「私も」とする)
なぜいらないか。休暇の取得は権利だからだ。権利を行使しているだけなのに、なぜ手土産が必要なのかと甚だ疑問である。権利とはいえ、何日間か穴を開けて申し訳ないということだろうか?無計画に休むわけでもなかろうに、問題ないと思うのだが。
気質なのか、この過度な思いやりが、お土産文化の発端だと思う。そして、お菓子をもらった人は、「いただいたから私も買ってこなければ」と感じる。これが、負の連鎖になり、お土産文化が続いているのではと感じる。
ここで1つ思い出してほしい、お菓子を配ったことがある人、どんなものを選んで買ってきていただろうか。お菓子をもらった人、どんなお菓子をもらってきただろうか。
高級な、または希少な、本当にあげたいと思うお菓子を選んだorもらっただろうか?恐らく違うのではないだろうか。安価な、量産された、本当に「ちょっとしたもの」がほとんどではないだろうか。
いやいや、高価かどうかではなくてちょっとした気持ちの表現ということでしょう、と言いたくなるかもしれないが、そのちょっとした気持ち=ちょっとしたお菓子の積み重ねが、お土産文化を作り上げているのだ。窮屈だと感じる人も巻き込んで。
考えてみてほしい。どこにも遠出しなかった人でも、何かしらお菓子を買ってきただろうか?いや、買っていないだろう。だから、休み明けに何も持っていかなくても特に問題ないのだ!
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