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料理ネタ記事 10選③


1 リンゴを一緒に保存すると熟しやすい

リンゴが発するエチレンガスは他の野菜や果物を早く熟成させます。バナナ、メロン、マンゴー、パパイヤ、キウイ、イチジク、リンゴ、アボカド、トマト、ナシ、モモ、プラムなどが含まれます。

一方で、ジャガイモと一緒に保存すると、ジャガイモの発芽を遅らせる作用があります。

2 寿司桶が黒い理由

寿司桶が黒い理由は、シャリの明るさや艶(つや)を際立たせるためであり、これは明度の対比によるものです。さらに、ネタの色合いを強調し、新鮮でおいしそうに見せるために彩度の対比も考慮されています。

白色にすると、シャリや白っぽいネタと同化してしまい、赤色にすると赤身のネタと色がかぶってしまう可能性があります。緑色にすることもできますが、既存のバランや笹の葉を添えるだけで十分な効果があるため、黒色が選ばれています。

同様に、総菜弁当のプラスチック容器が黒色を使っているのも、食材の色や見た目を引き立て、高級感を演出するためです。

3 ゆっくり食べたら食べる量が減る?

ゆっくり食べることが食事量に与える影響については、異なる研究結果があります。ダイエットなどでは「ゆっくり食べることで食べる量が減る」という報告もありますが、一方でバイキングなどでは「ゆっくり食べることで多く食べられる」という意見も存在します。
結論としては、ゆっくり食べることが食べる量に対して効果があるかどうかは個人差があり、一概に言えないとされています。

【ゆっくり食べると食べる量が減ると考えられている理由】
ゆっくり食べることで、食事に注意が向き、満腹感を高く感じるため食事量が減る可能性がある。
食べる時間が限られている場合、ゆっくり食べるとその時点で食事が終わる可能性が高まり、食事量が減ることが期待される。

ただし、食べる時間が十分に確保されている場合、最終的には逆に多く食べてしまう可能性があるという意見もあります。したがって、食事のペースや環境によっても結果が変わることを考慮する必要があります。

4 キノコ狩りに竹かごを使う理由

キノコを持ち運ぶ際に竹かごが最適である理由はいくつかあります。まず、竹かごは通気性が良いため、キノコが傷みにくい環境を提供します。通気性があることで湿気や蒸れが防がれ、キノコが新鮮な状態を保ちやすくなります。

さらに、竹かごは隙間がありますので、運んでいる間にキノコから胞子が散らばりやすい特徴があります。これは、キノコが自然に環境に胞子を放出することを模倣し、新たなキノコの発生につながる可能性があります。胞子が散らばることで、キノコの繁殖が促進され、生態系に貢献することが期待されます。

5 サイコロステーキは立方体ではない

サイコロステーキは、立方体(きれいなサイコロ型)ではない。 この理由は、サイコロステーキの幅と厚さを不揃いにカットすると、肉を箸でつまむとき無意識に肉の幅が薄い方を持つためである。

肉を柔らかく食べるには、肉の繊維の向きを縦にして口に入れ、縦の繊維に沿って噛むことである。 つまり、サイコロステーキを切るとき、あえて立方体にせず、箸で持ちやすいように繊維の向きを計算して切るとよい。

6 サランラップは戦争で使われてた

実はサランラップは戦争で使われていた。
サランラップの元である合成樹脂(ポリ塩化ビニリデン)は、太平洋戦線で兵士を悩ましていた蚊から身を守るための蚊帳(かや)、
ジャングルを行進する兵士を水虫から守る靴の中敷き、
銃や弾丸を湿気から守るための包装フィルムなどが、主な用途だった。

その後、様々な改良がおこなわれたが、ナチュラルチーズを包装する以外の用途が見つからなかった。
ある日、近所の人とピクニックに出かけたとき、たまたま夫が会社で作っていたフィルムにレタスを包んで持っていった。
すると、近所の人から非常に評判が良かったため、近郊の都市で試験的に販売されました。
そして、名前をフィルム製造メーカーの二人の所長のそれぞれの妻サラ(Sarah)とアン(Ann)にちなんで「サランラップ®」と決定した。

7 焼き鳥の「ネギマ」とは?

ネギマとは、鶏肉とネギを串に刺した焼き鳥のこと。
ネギマの「マ」はマグロのことである。
ネギマは漢字で書くと葱鮪となっている。

ネギマのルーツは、ネギとマグロを煮込む鍋料理であるネギマ鍋である。
これは脂の多いトロをよりおいしく食べるために生まれた料理。
現在、焼き鳥が「ネギマ」と呼ばれるようになった理由は、ネギマ鍋がネギとマグロの串焼きに、さらに、材料のマグロが鶏肉に変わり、名前だけが残ったため。

8 ミイラと漢方

古代エジプトのミイラは、内臓を取り出した後、体の内外に防腐剤や香料を擦り込んで乾燥させる。 このとき防腐剤には、フェノール、安息香酸などが用いられていた。

昔、日本はエジプトのミイラを輸入して、薬として使っていた。 このときミイラを砕いて粉薬にしていたが、防腐剤には薬用になるものもあったため、漢方薬の一種として効果があったとされている。

9 ビールの王冠のギザギザの数

ビールの王冠のギザギザは21個ある。 これは、日本だけでなく、アメリカやドイツなどでも同じ数になっている。

理由は
①丸いびん口部を均等に締め付ける場合、3点(三角形)で締めるのが力学的に最も安定する
②ヒダの大きさ(ピッチ)は加工性がよく、強度も適当でなければならない 以上の2点より、3の倍数の21個が最もよいとされている。

10 炭酸飲料のペットボトルの底

炭酸飲料のペットボトルの底は、花びら状になっている。
この理由は、炭酸飲料からガスが発生するので、密閉したときにその圧力に耐えられるため。
また、高い温度で充填する製品の場合は、冷えた時に内部の圧力が低くなるのど、凹ませることで外部からの圧力を分散させている。


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