大きな建物から小さな建物まで……♪
骨組みでできています。
紹介する本はこちらです。
構造デザインマップ編集委員会『構造デザインマップ 東京』
https://www.shikaku-books.jp/shopdetail/000000000030/
前書き
人間の骨は大体200本ぐらいあるみたいですが、自分のからだであっても、どこがどういう風につながって、動いているかあまりわからないですよね。
街中の建物も同じです。
工事現場で住宅を工事している様子なんかを見ると、コンクリートの基礎作っていたり木組み作って断熱材入れていたり、どうやってできているかって比較的わかりやすいです。
けれど、高層ビルとかめちゃ長い高い建造物になるとこの建物どうやって建っているんだろうとか地震起きたときになぜ崩れないんだろうって疑問を持つことがあります。
本文
そういった時にオススメなのが↑にリンク貼った本です。
街中の建物を、構造の視点で見るためのガイドブックです。
東京や都市圏のみんながよく知っている建物が、図面やコラム、写真満載で解説されていきます。
建物が建つまでには、いわゆるスター建築家のような個人だけでなく、現場で見ることはできない構造設計者や研究者など多くの人が関わっています。
できあがった建物だけを見ていると、建つまでの工夫やデザインの意図を推し量ることは技術が要ることですが、こちらの本はそこを丁寧に行なっています。
そして
街中の建物を見て、かっこいいなとかデザインいいなと思うと同時に、いかにしてできたか、という構造・骨組みの部分まで見れるとより楽しく建物と接することができるようになります。
表面にとらわれず、骨組みの部分、構造を注意して観察することで、物事の本質も見極められる?かもしれません。
建築に興味がある方もない方も、ぜひ気にとめるきっかけとなればと思います。
ではでは
書籍代となります!