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ポケマス主人公について考える


考える。

「ポケマス主人公はプレイヤーではなくキャラクターが確立している」とは前々から言っていたことではあるんですが、そこについての自分の現段階での考えを備忘録的にまとめておく。
後で自分で見てふーんってなる用です。

はじめに -過去の考察と現在思う事-

男女で違いがあるのかと言われると口調と一人称くらいだけど今回は女の子主人公の「ユイ」で考えます。自分はポケマスを始めた時何となく「女の子でいいか」と思ってユイにしてこの子にドハマりしました。かわいいのでね。コトブキヤは早く描き下ろしフィギュアを出せ。

このポーズのままフィギュアになってもかわいいと思う

ちなみに男の子の名前は「ケイ」です。名前の由来は「繋ぐ」と「結ぶ(結い)」かなと思ってます。

ポケマス主人公への考察は多分これは公式も意識してるだろうと確信を持てるレベルの物をまとめてツイッターにあげてるので興味がある方はそちらをどうぞ。

↓ポケマス主人公のカラーリングについて

↓オーバが「デンジに似ている」と言っている件について

[補足]
ツイート内では「ソルガレオがバディになるのは何故なのかわからない」としていますが、その後ユイとケイのデフォルトの髪形は「三日月🌙」と「満月🌕」のようだと助言を頂き、主人公を「月」とするなら太陽であるソルガレオがバディになる事も納得ができるなと思ったので今はそう考えています。

次いで、今現在絶賛更新中の「メインストーリー キリヤ編」にて登場のリッカちゃんの格好がどことなく主人公たちに似ていること、赤を基調としたデザインであることからもしかするとこの子が主人公(月)の対になる存在の「太陽」なのではないかと思っています。キリヤ編の今後が楽しみですね。

[補足2] 補足の補足(蛇足かもしれない)です。
3月23日時点でのキリヤ編最新ストーリーはリッカが主人公とアクロマにキリヤを何とかしてほしいと頼む所で終わります。ここで「原作のアクロマ」について思い出してみましょう。

アクロマは原作初登場時は「キュレムと レシラムorゼクロムの合体、分離」の研究に立ち会い、再登場作品にあたるウルトラサン/ムーンでは「ネクロズマと ソルガレオorルナアーラ を合体、分離させるマシーン」の開発をしておりそのマシーンを主人公に託してくれます。

主人公とリッカを月と太陽とするなら、アクロマはその2つと光の飢餓に苦しむ”ネクロズマ”を繋ぐ存在である……?


はぁあぁあぁあぁ~~~↑↑↑↑ 自分で言っておいて興奮してきました、キリヤ編更新楽しみですね! 止まらないのでついでに言っておくとマジコスルザミーネさんのたそがれネクロズマ(ソルガレオと合体)が「苦しんでいるようであれば分離させようと思っていたけれど、今の姿で大丈夫みたい」が響いてきますね~~~~~

この時はまだアクロマさんは未実装。存在だけは匂わされてました

楽しみ~~~ キリヤ編楽しみだよ~~~~~ キリヤのイワンコが最終的にどうなるのかも気になるよ~~~~ 楽しみ~~~~
全然的外れなこと言ってたとしてもそれはそれでまぁ考察の醍醐味(だいごあじ)なので全然良しです。キリヤ編更新された後にこれを見て全然ちげぇじゃんプププ(カービィ) って言いに来ます。


ポケマス主人公の「軸」

前座が長くなりましたがそろそろ本題に入りましょう。
今回書きたいのは「ポケマス主人公」についてです。

昨今サロンの登場で前以上にギャルゲーだ乙女ゲーだ言われていますが、そうだとしてもこの主人公は主人公にも自我があるタイプ。ときメモガールズサイド4で言うと「マリィ」。ポケモンにも同一名の子がいるのでなんかややこしくなりましたがそういう訳。

「攻略対象の好みの女に随時化けていく主人公」ではない、
端的に言うと主人公もまた「ケイ」「ユイ」として既にキャラクターが確立していて、そのうえでトレーナーたちから見守られていたりモテてたりという訳です。

今回はここを掘り下げというか、自分の今の主人公に対する考えを書いていきます。


1.「才能」

まず主人公たち(以下「ユイ」)の性格、現在の状況について

メインストーリーに沿って行くと、ユイは「パシオに来て初めてポケモン勝負をした」レベルの正真正銘のポケモントレーナー1年生、言ってしまえばド素人。ただし紆余曲折の末最終的には強豪集まるWPMにて優勝チームのリーダーとして君臨します。そしてその道中、共に高めあうことを約束した先輩でありライバルのキリヤを追い越し追い抜きグングン強くなって行ったことにより、キリヤは自分の理念、強さがわからなくなりこちらは現在絶賛更新中の「キリヤ編」に続きます。

まず以上をまとめるとトレーナーになったことでポケモン勝負の才能が開花している、平たくすると「ユイには才能がある」、これはWPM優勝後にタケシにも言われていますね。

まだ駆け出しのレッドたちに抱いた印象と同じものを感じた


私はユイの「才能」は生まれ持った「センス」ではなく「全力で努力ができる才能」であると思っています。ただし、努力だけでのし上がった秀才というわけでもなく、「1%のひらめき」を持っている天才であると。

上を選ぶとユイちゃんがいつもチームを気にかけていた事を言ってくれます

磨く「センス」は持ち合わせていないが、99%の努力をできる才能と1%のひらめきを持った天才、それがユイちゃん。
それ故「応援したくなる何かがある」、そう考えます。


ここまではっきり言ってるのはリョウくんくらい

天才とは、1%のひらめきと99%の努力である

まず一つ目、ユイちゃんは「天才」である。

2.「謙虚さ」

そして二つ目、ユイちゃんは「謙虚」である。
これはユイちゃんの才能が「全力で努力ができる才能」だと思う根拠にもなります。

「謙虚」とは言いましたがユイ自身が自分の才能を自覚して控えめにしているというわけではなく、どちらかというと「自分に自信がない」に近い態度を取ることが多いかなと思います。自分が勝った相手に対して「強かった!」と言うのも一種のそれかなと思うのですが、ここは流石のポケマス。主人公とトレーナーの「距離感」によってユイちゃんの態度もまた変わってきます。

例えば普段修行をつけてもらっている兄貴分のグリーンには甘えたりじゃれるような態度を取ってみたり、逆にシロナさんやカミツレさんには褒められたり頼られても素直に受け止められていなかったり、軸は持ちつつ幅もあるリアリティをちゃんと出してくる、恐ろしいぞポケマス。

([補足]他の地方のチャンピオンにはいつも通りの態度で接しているけれどシロナさんにだけ緊張した態度を取ることがあることから、ユイちゃんはシンオウ出身なのかなという説が私の中で出てます。)

こういう所があるので一面だけを見てこうだと言うのは難しいのですが、この態度を見るにユイにとって自身の「才能」は「できて当たり前」として自分に課しているものであるため自身の才能を自覚できておらず、褒められてもエーッ☺️(笑)(ちいかわ) になってるんじゃないかなと思います。可愛いですね。

「厳しくしてくれる」先輩とは相性がいいのかも

しかし実際のところは「生きる伝説」と評されているあのレッドさん相手にいい勝負をしたりレッドさんからもユイは目をかけられていたり、WPM優勝もそうですがちゃんと実績もあるんですよね。何かを頼まれた時に自分でいいのかと不安になるも実績を持ち出されたり、相手の「ユイじゃなきゃダメ」の言葉だったりを聞いて納得するパターンも結構多い印象です。

他にも褒められて「そんなに?」と返したり相手の上から目線の態度に難色を示すことが無かったり。ここは単純にユイちゃんがお母さん属性許容範囲が広くて包容力のあるタイプの人なのかなと思うけど何にせよ周りからの評価に反して自己評価はあまり高くない様子。

画像の台詞の後に選択肢が挟まり「えっへんと胸を張る」と出ますがこれが正に「グリーンへの甘え」で、こういう選択肢が出るのは結構珍しいパターンです。

3.「素直さ」

次に三つ目、ユイちゃんは「素直」である。
これは考える間もなく、トレーナーからユイちゃんに対してよく言われていることではありますね。

「とある日のカリン」は主人公の素直さが全開で良い

素直で嘘がつけない(ついてもすぐバレる)、嘘に関しては相手が相手だからという感じもしますが「素直である」ということもポケマスではずっと一貫して「主人公の性格」として据えられています。
嬉しい時に喜び、挑発されたらしっかり噛みつく、ひねくれた態度もちゃんと受け止め、間違っていると思ったら冷静に諭す、とにかく素直で真っ直ぐな子なんですよね。


ここの台詞初めて見た時ちょっと感動した


「愛される主人公」

私はこの3つの要素が合わさり爆愛されポケマス主人公が誕生していると考えます。
決してユイちゃんの特性がメロメロボディだからではありません

他の要素として「ポケモンをとても大事にしている」「ポケモンとの接し方への考えがある」というのも要因かなと思います。パシオに集まるトレーナーたちは基本的にポケモンが大好きなのであんなに素直で努力家で目に見える才能があるにも関わらず驕ることなく上を目指し、尚且つポケモンの事が大好き!(溺愛することはなく自分なりの距離感を持っている)となると可愛くない訳がないんですよね。可能性の塊。キミたちはイーブイなんだよ、何にだってなれる。←これをアーティさんが言ってるのめっちゃ好き

オタクの部分が出ました、失礼しました。
折角なのでここに関する考えも綴っておきましょうか、オタクの部分に関することではありません。綴る~!(TUDURU TV) 言いたいだけなので気にしないでください。

ユイの目指す「将来の姿」

ユイちゃんが可能性の塊である、という部分です。
この辺はサロンと、サロンエピソードが追加されたことによって考え出した部分になります。

「ユイが将来何を目指しているのか」は「主人公」である以上プレイヤーの分身なので、タブーな話題ではあるのですが恐らく唯一クダリが触れています。(全バディを持っている訳ではないのでご容赦ください)

ポケマスのサブマスもキャラ造形にこだわりがあって書きたい事が多い

「ユイたちの 目的地は
パシオの 頂上 その さらに 上!」

アバウトですね。ですが前述のとおりタブーな話題でもあるのでこんなもんかなという気もします。
クダリが実装されてからサロンが実装されるまでの期間、この台詞は特に気にせず聞いていたのですがサロンの実装とメイ、そしてヒカリのサロンエピソードの追加でこれについて何となく考えるようになりました。

ネタバレというほどのネタバレにはなりませんがセレナ、ハルカ、メイ、ヒカリのエピソードに軽く触れるのでエピソードの内容を絶対に少しも知りたくない!という方はこの後の引用文部分はは指で隠してお進みください。
※結構長いです


サロンには現在、原作作品の「主人公」に当たる子が5人ほど実装されています(自分はユウリちゃんだけエピソードを見てません)。その中でセレナ、ハルカは今を楽しむことも将来どうなりたいかも何となく見えていて、そこに進んでいこうとしているのに対してメイ、ヒカリはまだ将来どうなりたいのかわからない、と漠然とした不安を抱えていました。2人のエピソードはその「将来」を何となく掴むエピソードになっていて、メイちゃんの方ではユイも将来について聞かれ「答える」「秘密にする」の選択肢が出て、ヒカリのエピソードでは「ユイちゃんも将来の目標が出来たら私に教えてほしい」、と言われるだけで終わります。

サロンエピソードネタバレ注意

このエピソードから恐らくユイちゃんは既に「将来どうなりたいか」が見えているのではないかと思われます。そしてそれは恐らくクダリの言う通り「頂上のその上」、正に「生きる伝説」レッドと並ぶもしくは追い越すレベルの場所を目指しているのではないかと考えます。

根拠は色んな所に散らばってるので探すのが本当に大変なんですがまずは「ポケモン勝負が大好き」と客観的に評されていること。四天王(ギーマ)の目から見ても「隙が無い」と言わせ、勝負の際は勝つことに本気である。
つまりはポケモン勝負に対してガチと言うわけです。

次にシルバー、グリーンに修行をつけてもらっていること。
ユイちゃんはシルバーに修行をつけてもらいつつ、シルバーもグリーンに修行をつけられているのでユイちゃんにとってシルバーは兄弟子か弟弟子ですね。実装時期を考えると弟弟子の可能性が濃いですがユイちゃんがいつから修行をつけられているのか微妙なので何とも言えません。がそこは置いておいて、これも言いたいことは先ほどと同じ。ユイちゃんはポケモン勝負に本気である、ということ。

ポケマスのグリーンはHGSS世界から来ているため自分のジムを持っており、ポケマスエピソード内でもそのことを示唆する台詞があります。つまりは現役ジムリーダーからの指導を直々に受けに行きがっつり甘えてじゃれついたりしつつポケモン勝負の腕を磨いている訳です。イブキさんの「パシオを出たらうちに来て修行しなさい」という誘いにも(恐らく)乗り気でいる事からもパシオの環境で精一杯力をつけてパシオを出た後も修行を続けるのではないかと思われます。

まとめ

と、言う訳で私の見解ではユイは「可能性の塊」でありコンテストに出たりこだわりのオシャレがあったりするけれど、将来目指す場所は「パシオの頂上 そのさらに上」、ポケモン勝負を極めた先である。そして今のユイちゃんは全力でその道を走っている。とまとめさせていただきます。

色々書きましたが今後ポケマスがもっと続いていく中でユイちゃんのことをもっともっと知る機会があればこの見解や考察も変わることがあるかもしれないので、また何年かしたらたまに見に来たいと思います。

改めて見ると本当に「ポケモンシリーズの主人公」の風格をしっかり受け継いでますねポケマス主人公。それでありながら「愛される才能」も持ち合わせているためポケマスはギャルゲー乙女ゲーみたいになってるってワケ(プラターヌ博士)。今回は主人公を軸に見ていきましたがトレーナー側もトレーナー側で「こういう理由でユイが好き」「ユイのこういう所が好き」がハッキリみんな違ってて、且つ愛情表現の仕方もトレーナー毎にしっかり違うのでそこを意識して見るとポケマスからのトレーナーたちへの多大なる愛を感じますね。

直近だとボールガイの扱いもそうだしアクロマさんの扱いもビートやマリィホップももう全員そう、全員「このキャラ好きじゃないとこんなシナリオ(台詞)書けない」って場面がたくさんあってドンドンポケマスへの”信頼”が高まっていく。是非末永く続いてほしいですね。

最後に

そろそろ知名度も上がってきたしポケマスオリジナルキャラクターのグッズ出しても良いんだよ。
コトブキヤは早くポケマス主人公の描き下ろしフィギュアを出せ。


[4月6日追記]

「……なんてね、きみを観察していれば 推理するまでもないことさ」

「ユイちゃんの目指すところ」のアンサーすぎて泣いちゃった。ダイゴさんのサロンエピソードを見た上で見ると更に染みますね、ユイちゃんはヒトもポケモンも大好きなんだろうなぁ。

だから「ポケモンだけでも、ヒトだけでも、1人だけでもできない」ポケモン勝負が好きなのかもしれない。


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