祖母と特急スーパーはくとで行く倉吉日帰り旅
1月上旬、祖母と2人で鳥取県の倉吉市に行ってきた。
祖母は御年90歳。40年ほど前から、ずっと倉吉に行ってみたかったらしい。
理由は、その昔、城崎温泉経由で倉吉行きの2階建列車が走っていたようで (※祖母談のため確証はありません)、
その列車に憧れがあり、終点の倉吉というのはどんな場所なのかずっと気になっていたとのこと。
城崎温泉経由でのルートを調べると、片道約7時間。
祖母の体調を考えると、泊まりでの旅行は難しいため、今回は「特急スーパーはくと」に乗って行くことにした。
スーパーはくとに乗ると、片道3時間強で倉吉に着くことができる。
スーパーはくとの停車駅は、
京都ー新大阪ー大阪ー三ノ宮ー明石ー姫路ー上郡ー佐用ー大原ー智頭ー郡家ー鳥取ー倉吉
車内の電光案内板にて、
停車駅の情報だけでなく、通過駅の観光情報や歴史なども流してくれるので、見ていて飽きない。
座席は、木目調の落ち着いた色合いで、足幅もゆとりがあり、荷物掛けやフットレスト等も充実していた。
平日だったこともあり、乗車率は50%ほどか。
可愛い祖母は、電車旅に備えて、遠足のようにたくさんのお菓子を持ってきてくれた。
私が幼少期のころの習慣が抜けないらしく、寒くなった時の羽織ものやひざ掛け、何かあった時のタオルなど用意周到に備えてくれており、
往路から荷物でいっぱいの、優しい祖母である。
そして倉吉駅に到着し、バスにて移動。
倉吉白壁土蔵群へ。
ここは、江戸や明治期に建てられた建物が多く、国重要伝統的建造物群保存地区に選定されているそう。
少し散策して、お腹が空いてきたので昼食に。
満腹になったので、お土産探しに散策。
祖母は、倉吉絣のスマホポシェットを購入。
昨年スマホデビューした祖母は、
スマホを壊さないようにと何重にも袋に入れて、カバンの奥底にしまい込んでいるので、
すぐに取り出せるよう、ぜひポシェットで持ち歩いて欲しい。
白壁土蔵群での滞在時間は、2〜3時間ほどだったが、
お店も多くないため、祖母の足でも十分にゆっくり見てまわることができた。
また観光客も多くないため、静かに町歩きを楽しむことができた。
倉吉駅前の「くらよし駅ヨコプラザ」は、鳥取土産が揃っており、お土産購入には最適だったため、ぜひオススメしたい。
そして、再び特急スーパーはくとに乗って帰路へ。
祖母念願の倉吉に一緒に行くことができて、
そして何より、怪我なく安全に帰ってくることができて安心している。
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