知らない国へいきなり永住
知り合いの話。
一度も行ったことのない国。その国にいきなり永住したいという発想は本当にぼくには理解しがたい。
その国の文化
その国の言葉
その国の制度
なにも知らないのに、なんとなくのイメージでその国に永住するというのはかなり無謀ではないか?
まずは旅行なりして現実を見るのが先だと重う。
もちろんぼくを頼ってのことだとは思うんだけど、あまりにも場当たり的ではなかろうか。
ぼくも大概場当たり的に生きてきたが、そんなぼくでもびっくりするほどの発想だ。
易々とこの提案を受け入れることは到底できない。
なぜなら、ここには一方に対する100%の完全なる依存が存在するからだ。
ぼくが望む人間関係は、完全な依存関係ではなくてお互いが自立し必要な部分を補い会える関係だ。
知らない国にいきなり移住することには、相手に対する一方的な依存を意味する。
あの人がずっとそばにいるから大丈夫
あの人がお金を稼いでくれるから大丈夫
あの人が面倒みてくれるから大丈夫
なんの自分の決意もなしに永住するのはやはりおかしいと思うのだ。
それだけではない。その奥に透けて見えるいろいろな思惑も感じないわけでもない。
直感的に何か引っかかるものに対しては徹底的に考え抜いて答えを出さねば。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?